こんにちは、ストロング宮迫です。
中学受験、高校受験も最終コーナーを回り、残りの直線坂道100メートルの地点まできております。残すは公立高校の一般入試。すでに終わった地域もありますが、この1週間が最後の山場となります。
受験生以外は塾などではもう新学年も始まって新しい学年でのスケジュールに少し慣れた頃ですが、
増えた通塾日数、宿題の量、上がったレベル
などで受験生同様、苦労されている。盆と正月とクリスマスがいっぺんにきた!そんな季節ですな。
毎年この頃には「ハワイに2週間くらい行きてぇーな~」と夢見るのですが、先に書いたようにすでに来年に向かって新年度を迎えており、今年もベランダに座って陽に当たりながら、ハワイの写真を見て「ハワイの空気はカラッとして気温ほど暑く感じないね~」なんて云ってつかの間の「バカンス」をすることになりそうです。
しかし、通称「ベランダハワイ」は、なんだか花粉が舞っているのか、長くは居られないんだなあ・・・
ボクたちがモノホンのハワイに行ける日は来るんだろうか? ねぇ、タイガー!
ただねえ、昨日ひな祭りで、このメルマガではここ数年毎年紹介している「ひな祭りの思い出」の話を読むと、背筋がしゃんとして。ちゃんと自分にムチが入る。
まだ読んでいない人も、もう読んだことがある人もぜひ読んで下さい。
ここに出てくる28歳のお母さんの話は何度読んでも泣いてしまいますなあ。
お母さんは「ウチにはかわいいおひな様が4人もいるから、お母さんは人形なんかなくてもいいんだよ」と言ってくれた。
自分にとって定期的に、こういうイイ話が聞ける重要性をボクは感じています。
ただあれこれたくさん読むのはいいけれど、感じなきゃあ、感激しなきゃ、次はない。
ただ読むだけじゃあ、身につきません。身も引き締まりません。
教育の本だってたくさん読んだって、成績がイイ子の親にはならない。
教育の本をたくさん読んだって、子育てはうまくいかない。
「ならない」のは、そこにハッとなる、感激がないから。
教育に関して云えば、このDVDを見て、感じ、学ぶだけで十分だとストロングは思っています。
もう1つ挙げるなら、この動画ですね。
テレビで話題になろうがなるまいが、好きであろうが嫌いであろうが、この10分の話の中に勉強に臨むご家庭にとって大事な基本スタンスは述べられていると思います。
「子供がやる気になる4つのスイッチ」これはまさにその通りで、すべての子供たちに適用可能な子供をノリノリにさせる基本です。
時々見て、ハッとして、感激して、我が身を振り返って日々の生活に活かす。もちろん、ハッともせず、感激もなければ、無視したらイイ。
「感激」こそがすべての発火点。これは大人も子供も一緒。
かなり卑近な例で恐縮ですが1つ。
※この毎日親技は2013年3月3日に配信したバックナンバーです。
今、日曜日にTBSテレビ日曜劇場『とんび』というドラマがやっています。そもそもがこのドラマ、脚本がストロングの好きな森下佳子さんとあったので、我が家の子供たちに見てみたらとススメました。
ウチの娘がこの「とんび」を熱心に見ています。昨日3月3日なんかはボクが家に帰った9時半過ぎ、つまりドラマの後半部分が始まった頃に帰ったのですが、泣いて、ティッシュが山盛り状態。
わかるのかねえ、12歳の娘に・・・
意味がわかっているのかどうかはともかく、でもね、ものすごく感激しているのはわかるんです。
「感激」こそがすべての発火点。トンチンカンな我が娘は、なにに火が付いたか?
原作の重松清ですな。こんな感激させてくれる本を書いている人の違う作品を読みたい!ちょび人よりもヘンなところに火が付いている感は、否めませんが、感激は感激。感激は人を動かす。
そうそう、先週でしたか、野球の中継が延長されて「とんび」の放送がえらい延長され「録画失敗でシャープに苦情」とかの騒動があったとか。娘もめっちゃ怒っていましたな。あんなに怒っている娘はあんまり今まで見たことがないくらい。
テレビの放映で野球界は一人の女の子のファン予備軍を失った。娘に火が付いた話でした。
もう重松清の本をくる日も来る日も狂ったように読み続けています。放送が始まってから2ヶ月弱ですか、もう8冊くらい読んだのかなあ。娘としては驚異的なペースなんですな。
別に何冊読もうがいい。読んだ中身がきちんと理解されているかなんて、さらにどーでもいいことです。感激は人を動かす、感激は発火点のところの話なんですから。
これが「中学受験でよく出題される作家で重松清さんというのがいてね、できるだけ読んだほうがいいよ!」なんて言われたら、こうはなってはいなかったと思います。
「きっと役に立つから読んでごらん!」という与え方は、与える側に何の工夫もない言い方ということですよね。一番つまらない与え方とも言えます。
だったら、子供に「今はわからないかもしれないけれど、将来きっと役に立つから、勉強を頑張りなさい!」このフレーズが子供を一切感激させないこともわかるでしょう。
ですよね?
感激なきところに行動なし!
くたびれたストロングも、「ひな祭りの思い出」を読んだら、背筋が伸びてシャンとする。
受験終わったよ!報告
竜王くん
こんにちは、親カツ講座、10の鉄則を励みにこの春中学受験を終えた小6男児の母です。
おかげさまで第一志望の合格を手に入れました。ありがとうございました。
まずはこの講座のおかげで働く母である私は孤独感を味わわずにすみました。
伴走してくださっている先生方という支えがあったことが、迷走しがちな母にはとても力強かったです。
このことは案外重要だと思います。
母(父)の精神的安定が子供のやる気に大きな影響を持つ、子育て全般に言えることですね。感謝感謝です。
講座の中では、『夏までに合格圏内に入る』を目標にできたことで夏休みにグッと力がついたようです。
正直にいいますと偏差値があと1~2足りなかったのですが、そういうことだけではなく、子供の勢いが合格圏内に入る(変な表現ですが)、そんな印象でした。
夏休みにクラスアップしそのまま走りぬけた感があります。
9月の公開テストではいったんA判定+α程の偏差値をだし、そのあと気の緩みで冬にかけて下がったものの常にB~A判定をキープできました。
そしてここからは、6年間のたたかいです。親技で何とかいいスタートを切りたいと願っています。
竜王さん、ありがとうございます。
宣伝になりそうなナイスなコメントもうれちぃーです。
『夏までに合格圏内に入る』という私共の言葉を信じて、かつ実行して下さったあなたの手腕です。
おめでとうございます。
ここからはまた勝負!頑張って下さい。
とにかく子供のやる気を待っていたら手遅れになる。受験は先行逃げ切りが鉄則!子供が自覚するのを待つのは時間の無駄。子供がやる気になるのは受験直前ですから!