こんにちは、ストロング宮迫です。
この夏以降はわけあって我が奥さんの留守が多くて、家のことをやる機会が増えました。
大変なのはやっぱり洗濯ね。我が家には小中高の食べ盛りの子豚が3匹います。此奴ら、部活だなんだとやりますでしょう。
ストロングに似て、みんな汗っかき!汗でグショグショになったものを持って帰る。帰りに近くの川ででも洗って帰ればいいのに・・・夏は着替えるのか、何枚もシャツがあるし・・・
で、気づいたんですが、かなりクサイ!!!!です。
若者というのは、なにか成長の過程で特殊な液体でも身体から出すんでしょうか??
とにかくナイロン袋に入れて帰る部活の洗濯物が尋常じゃない臭さで、吐き気がする。
オレも、こんなだったのかなあ・・・
よくテレビのコマーシャルで「これさえあればフワフワ」とか「もう臭わない!」なんてやっていて、何言ってやがるんだ!と思っていましたが、洗剤のニーズはありますなあ。
いくつかの洗濯物は、洗濯機に入れる前に10分ほど浸けておいてから洗濯機に入れてくれというのが嫁の指示。
ウチでは、花王の「ワイドハイターEXパワー」というものすごい強力そうな名前の洗剤、こんなすごいので洗うと洗濯物がすべて溶けてしまわないか?とも思える名前の洗剤を使用されています。
花王「ワイドハイターEXパワー」のラベルには
洗剤だけでは落ちないニオイの元までディープクレンジング
って、どんだけクサイ洗濯物があるのかと思われるキャッチが書いてありますが、花王は実に的確ですな。
これくらいじゃないとダメです、若者の身体から出ている未知な液体を撃退するには。
毎日洗濯するのも大変ですねえ。
数日もすると、「おい、これ干しておけ!」とか「洗剤に浸けておけ」とかストロング得意の指示癖が出て、自分ではやらないのでラクになりましたが。
学校に着ていくカッターシャツはアイロンなし!
「うん、オレは気にならんぞ!」なんてね。
だいたいストロングは洗濯物は干した場所から順番に取って着ていく自堕落タイプですから、これくらいは平気です。
子供が平気かどうかは知りませんが、こういう機会を通して親のありがたさというのに気づくのかもしれませんね。
さて、そんな中、中学生の息子が手首を骨折をしたことは、すでにここで書きました。
右手が骨折で、左手も骨折とはいかないけれど、固定して使えない・・・というのが当初の状況だったんですね。
問題はカバンが肩から掛けられないと。
で、しばらくは学校に連れて行ってやらないといけないとなったわけです。まあ、それは仕方がない。
それにしても朝の6時半くらいには起きて、1時間ちょっとかけて通学ですよ。行けば帰らなきゃいけない。
行きと帰りの往復が1日4時間はストロングにはちょびストレスがたまる状況でした。加えて、服を着るのも、風呂に入るのも、1人じゃできない。
年頃の中学生を母親が身体洗うのも問題があるでしょう?
で、お鉢がストロングに回ってきて、何年ぶりでしょうか、息子のポコチンを洗ってやったのは・・・・
風呂で髪の毛を洗ってやりながら「お客さん、かゆいとこないですか?」なんて言っていたのは最初だけで日数が経てば、段々腹も立ってきましてねえ。
仕方ないんですよ・・・
それでもなんだかストロングも暇なわけじゃないから、自分がすごい犠牲になっているとでも思えたのかもしれません。これは介護なんかにも通じることなんでしょうけどね。
そんな中で、骨折から1週間ほどで定期テストがあった。
朝の8時までに連れて行って、夕方4時半に迎えに行くのは骨が折れるけれど、8時に連れて行っても、テストだから10時半くらいには終わっちゃう・・・
さて、どうしたものか・・・
しかし、我が成績向上委員会は誰も言わないけれど、IT企業です!?
パソコンがあれば、どこであろうと仕事はできる。
で、息子を8時に連れて行って、11時くらいまでの3時間をテスト期間中は往復時間を考えて、学校の近くで待つことにしたんです。
朝、連れて行きました。約3時間ストロングは待ちます。11時頃学校に迎えに行って、1時間かけて帰ります。
テストは左手でテスト用紙が動かないように文鎮を置かしてもらって書いたそうです。
テストの帰り、腹もすいたろうとコンビニでおにぎりとおでんを買ってやりました。
おにぎりのナイロンを取ってやって、おでんは汁がこぼれないように股に挟んでセットしてやって。
おでんは、スジに大根、卵に厚揚げ・・・
それ以外、3時間待ったことの他、特段いつもと変わりません。
おにぎりのナイロンを剥けば、ありがとうとも言い、おでんを股にセットしてやれば、すみませんとも息子は言いました。
で、1時間かけて帰りました。
そこで事件は起こったのです!!
この事件について書くと、ストロングの人格が疑われるかも!?とも思いましたが、まあ書きます。
ストロングはとにかく無性に腹が立ちましてね。
「オレはお前の運転手じゃねーぞ!」
とか
「てめーには感謝の気持ちがねーな!」
とか、思いつく限りの罵詈雑言を帰ってから息子に浴びせたんですな。
息子もなんのこっちゃわからなかったことでしょう。
道を歩いていたら、「てめぇーなんで道歩いてんだ!」と棒で殴られた気分だったんじゃないでしょうか。
夜、我が家ではストロングの怒りは収まらず、息子は母親となにゆえ父親はあんなに怒り狂っているのか?と話し合ったようでした。
息子は「わかりません・・・」と。
思い出しても、特別な粗相はなかったと。
母親は言ったそうです。
「あなたの物言いや態度なんじゃない?」
息子「意味がわからん・・・ちゃんとしたし・・・」
ストロングも猛り狂った感情はその日では収まらず、翌日に持ち越し。
しかし、翌日には再びテスト2日目ですから、6時半に起きて行くしかない。
嫁が運転免許を持っていないことをこれほど悔やんだことは今までなかったですな。
で、テスト2日目、自動車通学。3時間待ち。
で、この3時間で仕事はせずに考えてみたんです。
自分はなにに腹を立てたんだろうか?と。
なにがこんなにもの感情を爆発させたのか?と。
説明しないといけないでしょ、息子に。
でね、考えた結果、なにに腹を立てたのかというと、やっぱり息子の帰りの自動車での態度なんです。
これは息子のこれまでの生きてきた流れや構築してきた人間関係にも関係するけれど、息子はちゃんと挨拶もするし、お礼も言う。それは知ってます。
ただそこに愛情のかけらが見えないんですなあ・・・これをストロングは息子の課題と何度か話してきました。
愛情のかけらというか、感謝の形というか、ありがとうの表現の仕方というか、とにかく息子は挨拶とお礼はしましたけど、それがなにか?という感じなんですな。
感謝もお礼も、言葉だけじゃなく、態度や姿勢や日々の行動で示さなくちゃ、口だけになっちゃうでしょう。
そうストロングは思い、息子には言うんですが、息子にはそこがどうもピンとこないんですな。
さて、ストロングのほうがおかしいですか?
息子も同じように感じたのでしょう。
なにが悪かったのか?どこがいけなかったのか?を説明しないとわからない風でした。
なので、具体的にこうすればよかったとこう話したんです。
「ええか。オレはお前に感謝してほしいとは思わない。本当に思わんよ。風呂に入れただの学校に連れて行ってくれただのそんなものはどうでもよろしい。
問題は、お前が外に出たとき、社会に出たとき、同じようにちゃんと挨拶してお礼を言っても通じないことがあるんだよということをわかっておいてほしい。
今回はまさにその事例でオレもなぜこんなにお前に腹が立つのかわからなかったけれど、考えてみたら、やっぱりお前の態度なんだよ。
じゃあ、オレがお前に立場だったら、どうしたか?どう言ったか?
「父さん、ごめんね、忙しいのに。疲れた?だよね? 父さんを待たせていると思って気になってテストに集中できなかったよ」なーんてね。
3時間、どこにいたの?散歩したの?ツイッターの写真探したの?」
オレなら、軽くこれくらいは言うだろう。
それをお前はありがとう、すいませんと言った後は、むしゃむしゃとおでんを食って、あとは押し黙っただけだろう。
お前には3時間待たせたオレの気持ちを解放する義務があったんじゃないのか。
親が子供に気持ちを解放してもらうなんておかしいと思うかもしれんがな。
解放とはここでは相手をしゃべらすことだよ。お前が相手に関心がなくても、待ってくれたお礼はありがとうじゃなくて、相手の話を聞く、聞き出してやることなんじゃないか。
それがお前が本当にお礼したことになると思うがどうだ?
加えて、お前はテストでは左手で苦労しただの、数学でルートがうまく書けないだのとお前からのネタの提供もいっさいオレにはしなかった。
ただただありがとう、すいませんと言っただけだ。
それがオレを苛立たせた原因だよ。オレはお前の運転手じゃねーと腹を立てた要因だよ。
オレはお前の運転手者じゃねぇーよな。それはお前が一番わかっているだろう。そんな風に思われてはならないともお前は思っているだろ?
でも、お前の態度は事実上そう言っていたに等しい態度だったし、オレにはそう見えた。
なんで腹が立ったのかわからなかったけれど、そういうことなんじゃないかと、これは後から考えた結果なんだけどな。
このことをお前がどう解釈するかはお前に任せる。
でもな、オレは世の中で一番ややこしい人間だという自覚がある。オレをクリアすれば、社会なんてちょろいもんだとも思ってるんだ。
お前に足りないのは自分はちゃんとやっています!という主張じゃなくて、相手をしゃべらせることだよ。
相手がムッツリしていたら、話しかけて質問しろ。相手の声を聞いて、しゃべらせるんだよ。
そこにお前が気持ちよく生きる道はあると思う。
自分はちゃんとやっていますという意識が強い人間は、つい、だからお前らもちゃんとやれ!という態度になる。
でも、それじゃあ人は動かないし、納得もしないんだよ。
人を動かそうとか思わなくてもいい、でも、自分はちゃんとしていますは、お前にとっては50点、半分だからな。
あと50点は相手にどれだけしゃべらしたかにかかってる。
肝に銘じよ。
そして、お前がなにを言ってやがるんだ、このおやじは!と思うとしたら、それは正しい。間違っていない。
でも、お前の態度は明らかに間違ってるというか、人を苛立たせるなにかがあるよ。
それがなにかはわからないけれど、今日その1つではないかと思うのが見つかったから、それをお前に話した。
ここからは正邪も含めてお前が考えて結論せよ!」と。
カンタンな話、運転できる人が1人、あとは運転できない3人、合計4人が車で遊びに行く。
そのとき、遊びすぎて眠たいからって、運転できない3人が運転している1人に任せて眠るなんてあっちゃならないだろ!?ってことです。
でもね、今の子供は寝る奴が多いんだな、これが。
少なくともストロングは、それはダメだよと思う。
ご判断は読者の皆さんにお任せします。
が、ストロングが子供の立ち振る舞いには、ここまで求めるし、みんなできると思っています。
タイガー山中の口癖に
「勉強だけできるのはカンタンだ!これほど容易いことはない」
というのがありますが、勉強ができても、悪いことをしているつもりがなくて、人を腹を立たせる奴がいる。
そういう子供というのは、総じて他人から話を聞き出せない。自分のことばっかりしゃべっている。
人によって、出方は違うけど、そこは直せなくてもちゃんと自覚した上で社会に出て行ってほしいとストロングは願っているので、息子じゃなくてもガッツリ指摘する。
相手をしゃべらせるのは、聞けばいいだけだから。
自分の抑えられない感情を子供にぶつけて、お前が悪いんだというストロングの態度や姿勢についての指摘は甘んじて受けます。
それが先に書いた
「これを書くと、ストロングの人格が疑われるかも!?」
の理由ですし、自己嫌悪にもつながっているのですから・・・
感謝は言えばいいってもんじゃない。そこに真心がこもらなければ、生活態度や行動で表れなければ、感謝感謝が人を苛立たせる。
そうストロングは思うんですがねえ・・・
いかがでしょうか?
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
小5 COCOさん
主人はもちろん、私も高校・大学受験を乗り越えてきました。その時に、学校の先生、塾の先生、先輩、友人たちから、いろいろな心構えや、テクニックを何となく吸収して、何となく実践していたのだと感じました。
家庭でも、子どもと「家族で中学受験する」と決めたのを機にそういう内容の話をしていました。
その内容が、簡潔に10項目にまとまっているな、と感じました。
今まで、どこか「高校・大学入試と中学入試は違うんじゃないか。年端もいかない子どもには過酷な精神的な強さを要求しているのではないか。」と夫婦ともども、子どもが寝た後で、話す日々も多々ありました。
しかし、この「10の鉄則」を拝読して、自信を持って取り組めるように思います。
ちなみに、主人は、この冊子を手にとっては読みませんでした。「お前が読んでエキスだけ、俺に伝えろ。」でしたが。。。
私たち夫婦は、中学受験を経験していません。
しかし、自分たちが受験生だったころのことを、親主導で、子どもに応用して行こうと思います。
よろしくお願いします。
公開模試を受験するのはいいことですね。
ただし受けるなら試験範囲があるので範囲はきちんと把握して受験しましょう。
自宅で勉強するのはいいのですが、冷静にやらなければなりません。
常に子供の頭の中に収まったかどうかを確認する。
家庭で勉強した=理解した、又はできる
ではないことを肝に銘じてほしいです。
一度家でやったとしても、そのときにきちんと頭に収まっていなければ、2度目3度目にやっても全然頭に入っていない。
入っていないから怒る。
これでは成績が上がりません。
2度目3度目やっても、頭に入っていない場合は、1回目の頭への収め方の問題です。
親が教えることだけに熱心にならないようにやって下さいね。