oyawaza489
こんにちは、ストロング宮迫です。

我が家の娘はピアノを習っています。週1回1時間ほど先生の家に行って教えてもらいます。

もう昨年のことですが、たまたま嫁さんと娘の会話がボクの耳にとまりました。

「少し頑張って練習すればできるようになるんだから」

「はぁ~い!」

ってな会話だったんですが、ボクはすぐに会話に割り込み、事情聴取を行いました。「どうした? ピアノうまくできないのか?」って。

聞くと、最近ピアノがおもしろくないと娘は思っているとのことでした。ボクは娘のピアノのことに一切関知していなかったのですビックリしたわけです。

で、事情聴取を開始すると、いろいろとわかってきました。娘が通うピアノ教室の流れはこんな感じで進むようです。

毎回1時間で1曲の新しい曲を習う。次に行ったときに、その習った曲を最初に弾き、うまく弾けたら次の新しい曲へ。うまく弾けないときは、再度の前回と同じ曲を先生と練習する。

で、娘が「おもしろくない」と思ったのは、合格しないので何度も同じ曲をやると。

うまくも弾けない。で、おもしろくないと。

あらら・・・かわいそうなかわいい我が娘。

ただ、楽譜を見る限り、ボクはまったくの門外漢ですが、娘がやっているのはたぶん初歩の初歩っていう感じの曲ばかりです。

そりゃあそれがうまく弾けなきゃ、おもしろくはないでしょう。

で、最初に書いた嫁と娘の会話、

「少し頑張って練習すればできるようになるんだから」

「はぁ~い!」

嫁さんも娘を励ましたとさ。

おしまい・・・・

ちょっと待った!!!!

娘のピアノでのやり方って、学習塾なんかと基本線は同じシステムですよね。

新しく習う。家で復習する。次回の授業前に確認テスト。

そうやって、習ったことが「わかる、できる」と積み重ねていくから授業がおもしろい!となるわけです。

それを宿題をしていかず、復習もせず、わからない、おもしろくないっていうのは、先生や塾の問題ではなく、家の問題だ!そうボクは皆さんに話してきたわけですが、我が家でダメよ!ってことがなにげに起こっていたのです。

ろくに家で練習もしないで、させないで、それなのに母子の会話は、

「少し頑張って練習すればできるようになるんだから」

「はぁ~い!」

なんてふやけた会話・・・

大問題です!!!!!!!!!!!

いや、コンクールというんですか、そういう大それたことを目指しているんじゃないんです。ちょびかじる程度のレベルでしょう、きっと。

しかし、そのレベルなのに、家で練習させないで、先生の所に「ただ通う」という親技を志すものとしてはあってはならないことをやっていた結果、娘は「ピアノがおもしろくない」とまでなっていたのです。

ピアノが悪いんでしょうか?

先生が悪いんでしょうか?

ピアノの教材が悪いんでしょうか?

いったい誰が悪いのか?

もちろん、嫁さんでしょう!(キッパリ)

ボクは嫁さんに言いました。

「お前はウチの娘になってことしてくれるんだ!」

「ちょっとした練習をさせないで、毎回合格できるチャンスをことごとくつぶして、ピアノがキライなんて言わせて、どういうつもりや!」

だって、そうでしょ。毎回少しやれば、できるのに、それをやらせないで「不合格」って烙印押されて、おもしろくないなんて嘆くなんてバカげていますもの。

別に無理してピアノに行く必要なんてない。ただ行くのならば、行きたいのならば、最低限の宿題や復習ははちゃんとして行くべし。それが先生に対しての礼儀でもあるだろうと。

娘に言いました。

「やめるか? それとも行きたいのか?」

「行きたいです。」

「頑張れるの?」

「頑張ります!」

「じゃあ、毎日15分習ったところを練習できるか?」

「はぁ~い!」

「はぁ~い!じゃないんだよ、返事はハイ!だ。言ってみろ。よし、じゃあ、約束だぞ、毎日15分。雨が降ろうが槍が降ろうが、いつだって、休みなしにやること!それがピアノに行く条件だ。」

「はぁ~い!じゃなかった。ハイ!」

「よろしい。まあ、課題が余りにもカンタンすぎるので、1つ条件があります。もし、1日15分の練習をさぼったときは往復ビンタやからな。」

「やりなさい!とは言わないが、やらなかったらビンタや。」

「え~、いやだ。ビンタはいや。」

「イヤでもやるよ。言い訳無用、練習サボったら、即ビンタ。父さんが女の子でも容赦しないのはわかってるよな?」

「まあ、そうなるとすれば、母子で連帯責任やな。」

と嫁さんを見ると、「私殴られたら、出て行きます!」って・・・・(泣)

オイ、そういう話じゃないだろ!!!わかってんのか、今回の話の趣旨が!

当たり前にできる宿題を毎日ちゃんとやる、やらせるって話だろうよ!とまあ、いろいろありました。

何度も不合格になり始めたのが昨年7月頃の話で、だんだんとピアノがおもしろくなくなってきて、この「即ビンタ」ストロング激怒事件があったのが10月頃の話です。

それ以降、毎日、休まず、大晦日も正月もやっていましたからたぶんやっているんでしょう。

あれ以来、ピアノがあった日には、必ず「どうだった!?」って聞きます。

こういう質問をされたことがありました。

「あの~、父さん、ピアノ習いに行った日は、もうピアノやってきたからやらなくてもいいよね?」

「バカか、お前は。習ってきたその日にすぐ練習するのが一番大事なんだろうが。その日にやらずしていつやるの?」

ということで、ピアノ習って帰ってきたその日から次回行くまで7回、毎日15分の練習をあれ以降やっています。

不合格も10月からはなしとか。初歩の初歩ですから。

でも、その初歩だって、やらなきゃあ、できないし、おもしろくないんです。

「で、どうや、ピアノは? おもしろい?」

「すご~くおもしろいです!」(ふざけた娘です!)

今年に入ってから、娘がこう言ったことがありました。

「私、前に最高5回まで不合格だったことがあったんだ!」って。

オイオイオイ!!!嫁!!!!ウチの娘になんてことを・・・トホホ。

「でも、やっぱり、ピアノおもしろくなったのは父さんのお陰じゃない? 即ビンタが結構効いたんでしょ?」

「いやあ、父さんのお陰じゃないよ。だって、私、うまくいかなくておもしろくないなあって思ったから、自分で頑張ろうと思って毎日練習するようにしたんだから!」

エエーーーーーー!!!!なにその言い草!?

いいんですよ、お手柄は譲りますよ、子供に。

ただ「わかる、できる」とちょっとした努力で感じられるのに、それをせずに才能がない、おもしろくないなんて言ってほしくなかっただけだから。

子供の人生って「オギャー」と言った時から「泣いたぞ!」から始まって、「歩いた!」「しゃべった!」から「ちゃんと挨拶ができたね」「もう泳げるの?25メートル!?」「へー、足し算ができるんだ」「もう九九が言えるの?」「へぇー、玄関で靴をちゃんと揃えるんだ!」なんてちょっとしたことを普通にやっていれば、褒められることの連続です。

つまり、子供はある時期まではいつだって褒めようなんてしなくても、特に外に出れば、普通にやることが褒められるという、なんともすばらしいことの連続の人生が待っているわけです。

その「褒められる機会」を奪ってしまっているのは、周りの大人の責任が大なんではないでしょうか。

「褒められる天才」の子供たちの、その機会だけは奪ってはならない!

そう、嫁さんから改めて学びました。嫁さんはメルマガを読んでいませので、ハッキリ書きますが、反省するように!!

えっ、それを見逃していたボクにも責任がって?

ハイ、ストロングも反省しております!!



この話には続きがあります。

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うれしい報告

小5 neonさん

大変お世話になっております。

『10の鉄則』感想の提出後、2回テストがあり我が家なりの手ごたえを感じています。

先週のテストは5年生の後期に入ってからの最高点(といっても算数が苦手なので100点満点中の70点ですが、我が家的には◎)をとり、今週は60点でした。

本人曰く、見直しのときに2問直してしまい、そのままなおさなかったら、「80点だった~!」と涙目で話していました。

今週のテストは算数の中でも特に苦手な分野である図形を含んでおりまして、図形だから徹底的にやらねばと鼻息荒く問題を繰り返しやったおかげで、図形はなんと全問正解!でした。

これまで、図形が含まれているテストは20点、40点と超低空飛行でしたので、本当に驚きました。

逆に、図形以外の規則性の問題は得意だとおもっていたので、図形を優先したため、その問題で間違ったり、自信を持てず正解の問題を修正(修正した問題はいずれも規則性の問題)してしまったりといったミスを連発していました。

今回のことで、得意そうだから優先順位を下げてもいいかなという問題もテストで正解を取れるまで落とし込む作業は本当に重要だということを痛感しました。

それにしても、今まで予習シリーズの問題を一通りやっつけるだけで終わっていた学習が鉄則8のおかげで時間を有効に使えるようになり、わずか1ヶ月ですが、苦手な算数に徐々に光がさしてきたような気がします。

最近では問題をやることに必死で私がこどもにあたることもなくなりました。

冬休み以来そんなことやっている暇が本当にないわけなのです。

理社についてもアドバイスありがとうございました。

振り返ると、理社ともに予習シリーズのポイントを抑えて学習することができていなかったのですが、ポイントを抑えた学習をしていきたいとおもいます。

いろんなテストが実施されるわけですが、イイ点数であっても、悪い点数であっても、そこから学ぶものがないといけません。

テストから学ぶためには、テスト勉強で

「なにがしかの目的や意図」

を持って臨まなければならない。そうやって臨むから、良くても悪くても、「次はこうしよう」という策や案が生まれるわけですから。

テストを受けた後に「今度はこうしてみよう」という策がまったく思い浮かばないとするなら、それはテスト勉強したとは言えないわけです。

苦手な問題ができ、得意なはずの問題を落とす。

今回のテスト対策を振り返れば、その問題点は当然見えてくる。

次ですぐ挽回できる!!

頑張っていきましょう!

とにかく子供のやる気を待っていたら手遅れになる。受験は先行逃げ切りが鉄則!子供が自覚するのを待つのは時間の無駄。子供がやる気になるのは受験直前ですから!

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