週刊親技「早めに始めて、早めに潰す( ;∀;)」

こんにちは、ストロング宮迫です。

夏休みも第2ターム【8/1~8/14】の後半というか、締めになります。

毎年書くけど、お盆休みにダレるのは「子供」じゃなく、「親」のほうですからね。お気を付けくださいませ。

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前回ここで「そろそろ親も本気出してやるべきだ!」って書いた。その本気を出してもらうべく、前回に引き続き、親へ気合を入れるべく相談メールから読んでいただきましょうか。

小6のお母さんより

ノリ勉、算数と英語をご購入させて頂きました。夏休みの英語苦手克服のため、一緒に頑張ろうと決め、最初は算数からやってみようと言ったのですが英語だけでいいと、言うことを聞きませんでした。

小6なのですが、今年から塾で英語が始まり、最初は楽しそうだったのに、だんだん単語の練習が面倒だと言うようになり、小テストで点数が取れなくなってきて6月に一度やめました。

高校受験に切り替えると夏休み前に本人が決めたので英語は再開してほしいと話し、本人も納得していました。

ノリ勉は1日目は単語10こだけ書き、次の日は5個と減っていき、復習テストもやらない時もありました。

今まで、書いても覚えないと、苦手意識が強かったので、書けたら大げさに褒めました。

最後のテストも単語だけにしたのですが26問中10問だけ書けていました…この先どうすればいいのでしょうか。夏期講習後、英語を再開したいのですが、この方法で塾の宿題に取り組み、点数を上げていけば良いのでしょうか。

今のところ、単語メインで、文章を書くのは中学に入ってからかなと思います。

長くなりました。今日は子供に真面目にやりなさいと怒ってしまい、親だと難しいのかなと思ったりします。10の鉄則も読ませて頂きましたが、難しいです。すみません、何かアドバイスお願いいたします。


ボクはあなたに言いましょう「お母さん、そろそろマジメにやりなさい」と。

小学校で英語が始まった。それっていいことですよね? なんでもいろいろとやってみて、早めに始めよう!ってなるのはイイことだとボクは思うんです。

ただ、いくらイイことでも、「あなたのお子さん」にとってイイことになるかどうかは別問題だ。

中学受験だって、ある意味では中学校の勉強の先取りみたいなものでしょう。小学校の教科書の範囲を超えたあれだけの内容を小学生でやれるなら、イイことづくめのはず・・・

だけど、英語も中学受験も先取りや量の負荷に子供が負けてしまってる現象がそこら中で起こってる。

ボクはそれを「負荷がかかると子供は二極化する」と言ってる。

子供には負荷をかけろ!が親技の推奨なんだけど、負荷をかけるなら、負荷をかける人は、よ~く子供を観察しながらしなければならない。当然だ。

ベンチプレスに例えれば、話はよくわかるはずです。

子供にいきなり「100kgを上げろ!」って無茶なことをいう親はいないはずです。

でもね、いきなり「20kg上げろ!」っていう親はいる

ああ、ベンチプレスではいないんですよ、そういう親は。だって胸に落としたら死んじゃうからね。それがわかるから。

でも、勉強になったら途端にまだ初めての子供にいきなり「20kg上げろ!」的な負荷をかける親が続発するのはなぜなんだろう?

20kgならスイスイ上げる子供は確かにいるよ。でも、まだ何もしたことがない子供や経験したことがない子供に、その子供に最初上げさせるのが20kgという設定は明らかにおかしいんです。

どんなものか想像できないんだし、それは緊張を呼び起こすし、できるのかできないのかもわからないんだし・・・

で、失敗すると、死んじゃうんですよ。緊張して手が滑って、胸にうっかり落としたら・・・・・

勉強も同じですよ。まるで一緒だ。体格のイイ子で経験があって実績もすでにあるなら、まずは20kgからでよろしい。

でもそうじゃなければ、1kgからでもイイ。

そこで「あの子が20kg上げてるから、ウチの子もせめて10kgからスタートさせてくれ」っていうのが出発点のミステイクだ。この場合だと、初めにうまくいかないと、もう子供はやりたがらなくなる

2回、3回続けば、10回続けば、「もう二度とやるもんか!」ってなるのが普通です。10回連続で失敗したら、おもしろくないじゃん。

それは計算のうち、計算に入っているのならいいけどね。

もうこんな話はここで100万回もしてきたはずだけど、その罪をいまだ勉強で犯していませんか?というのがボクの親への変わらぬ問いです。

わかってても、やらなきゃ、わかってないのと同じだ。子供も「わかった」ってよく言うけど、もう1回解かせたら「あれれ、どうだっけ?」ってなる。あれと一緒。

中学生で本格化する英語を小学生のうちに、それも塾まで行って先取りして「キライ」にさせてどうするのよ?

もうお子さんは「キライ」ってなってるでしょ? それはこれもいつも書くように「マイナス貯金」つまり借金になってるからね。

「さあ、中学生だから英語やるよ!」ってなった時のスタート地点は「0」じゃなく、「マイナス」からのスタートになる。その重大さに早く気付いてほしいですね。

それくらいなら英語なんて、なーにも準備しなくて、遊びまくりの自己肯定感満載の「新しい英語頑張るぞ!」って気持ちの子供にあっさり負けちゃう。負けるどころか追い付けない。

日々勉強キライにさせていったのは、もしかして私じゃないのか? 私の与え方が問題ではないのかって胸に手を当てて考えてほしい。

これは小学生英語でも、中学受験でも、高校入試でも、勉強なら全部一緒です。

遊びの中に勉強があり、勉強の中に遊びがある!

中学入試や高校入試が迫れば、遊びの中に勉強とか、勉強の中に遊びなんて言ってられなくなる。おもしろかろうがおもしろくなかろうが、英単語を覚えるべし!ってなる。機械的な作業になる。それは否定はしません。そうでもして、やらねばならないこともあるから。

その代り、そうやって機械的に勉強したことは明日のテストや先の入試に役立っても、入試が終わればきれいさっぱり跡形もなく忘れちゃう。テストのための勉強、入試のための勉強なんてそんなものだから。たとえそうだとしても、明日のテストのためにやらせることはある。

でも、それが入試も本格的に始まる、その前から始まれば、入試まで持つわけない。恐ろしいことを強制されたら、子供はそれをやりたがらなくなるから

だから、だからこそ「日々頑張った痕跡が残っているか」を問おうとしているのだし、他所の子供と比較することなく、また「6年生だったらこれくらいはできなきゃ・・・」という観念の部分を捨て去って子供を見つめなきゃいけない。

それができるのは、親だけだから。

答えは誰かが持っているのではなく、子供の現状がもう示しているのだから。それをじっと見ればイイ。この子が楽しくなるってどういうことなんだろ?って考える。

小6で高校受験に切り替えるのはよし。でもそれは親が思っておけばそれでイイ。子供にはまるで想像もつかないのだから。そんな3年後か4年後のことではなく、今日どれだけ楽しんでやれるかに注力すべきでしょう。

もうずいぶん昔にここで書いたけれど、ボクは小学生の英語はとにかく恥ずかしがらずに声を出すことを目指してきた。

黒はブラック、赤はレッド、緑はグリーンで、茶色はブラウン、言えるものはみんな大声で子供は言う。

じゃあ、こげ茶色は?

おいおい止まるなよ、知らないの?

もちろんコゲブラウンだよ!なんてね。

そんなわけあるかー!

いつもこんなことやってるわけじゃないけれど、これで「つかみはOK」ってなる。入りなんですよ。

なんとなくでイイ、英語っておもしれぇーな!って思ってもらえる入りを考える。そしたらさ、「こげ茶色は、ホントはね・・・・」ってちゃんと調べてくる子も出てくる。それを誰かが授業で言ったら、どうなるか?

そう、みんな絶対に覚えてる!ベンチプレス100kgが胸に落ちても忘れない!

「helicopter」は何と読む?

そりゃ、もちろん「屁、こいたー」ですよ。

20年前からこれは小学生には鉄板のネタだ。

ヘリコプターなんて英単語は大学入試に行ったって、出やしないよ。でも「helicopter」を「読める」ようになる、性懲りもなく連呼できることが次へつながるとボクは信じてる(たぶんボクだけだと思うけど)。

つかみはOKから入って、そこで終われば「屁こいたー」地獄で終わる。つまり、ただのアホだな。

でも、次があるから。声に出して言っちゃおうぜ!まずは読めることだから。

まあ、そのつかみがOKネタは、ここで何度も書いたからこれくらいにしておくけれど、「英単語を覚える」ことが作業になったら、地獄ですよ。読めなきゃかけないし、読めないものを書けるようにするなんてことは、そもそも不可能なんじゃないかってボクは思ってる。

だから漢字だって、英単語だって「読める」「言える」が先だ。読めたら、書く練習に向かう。書けるまでにはいくつかのステップがある。

お子さんも、たぶん授業で楽しく学んでいるはずだと思うけれど、授業が楽しくないんだったら、あなたが楽しくなるようにしてあげてください。宿題が楽しくないだけなら、宿題が楽しくなるように考えてみてください。

アルファベットなんて「b」と「d」を子供は最初は逆さまに書くし、英単語の前にアルファベットの大文字小文字から子供にとってはタイヘンなんだから。

「最後のテストも単語だけにしたのですが26問中10問だけ書けていました」これじゃダメなの?

10個も書けるようになったら、天才だよ。ボクなら言うね「お前、すごいな、外人かよ」ってね。

どこに設定してるのかって問題なんですよ。

「ノリ勉は1日目は単語10こだけ書き、次の日は5個と減っていき、復習テストもやらない時もありました」初日で英単語10個じゃあ、この子には多すぎたなって気づかなきゃいけない。

だったら2日目は5個でやる。あれれ5個でもダメか・・・じゃあ、3個でどうか?

たった3個・・・それは親の発想。だれ設定ですかっていうこと。

子供は英語の初めなんだし、同級生は10個からやってるけど「いいんだよ、バカみたいに早くやらなくてもね。ボチボチ大声出してネイティブみたいに言っちゃえればいいんだから。ちょっとこのCD聞いてみて【believe】 あんたはさ、さっきから【ビリーヴ】っていってるけど、私にはそう聞こえないんだけど・・・【ビリーフ】じゃない? もう1回聞いてみて」そんなのだっていいじゃない。

今は音声の教材も多数あるし、塾でもくれるんじゃないの? 親がちゃんと言えなくてもイイ。親がちゃんと言えないほうが、イイくらいだ。親もやればいいんだからさ。それ使ってさ、今の子供はもうみんな耳からですよ。聞いて、見て言えて、そして書けるだ。

みんな最初は「今年から塾で英語が始まり、最初は楽しそうだったのに、だんだん単語の練習が面倒だと言うようになり、小テストで点数が取れなくなってきて6月に一度やめました」ってなる。

塾に行って、勉強が、英語がキライになった・・・そんなことがあっていいのか?

月謝を払って、その払ったものからどんどん遠ざかっていいのか? 何のための月謝なのか?

これは塾自体の問題とばかりは言えないんじゃないか。親も家庭内での復習や勉強で改善できる点もあるんじゃないか。でないと、子供はそのうち「英語なんてボクには関係ないね」って必ず言うようになる。

今あなたがやっているのは、こういう感じなんですよ。

書かないとさ、覚えられないよ。声に出して書くのが覚えるための常道よ。さあ、5分で次の漢字10個やるよ。覚えてね、あとでテストするから。

混凝土
憂鬱
鹿驚
湯湯婆
躑躅
翻車魚
轆轤
磊磊落落
蟷螂
嬲る

そんなこと言われてさ、楽しい? おもしろそう? よーし、いっちょう、やるぞ!ってなる?

脈絡もなく、おもしろいかも?という予感もなく、覚えなさい!テストするよ!でさ。

ボクは、金輪際ならない。でもさ、これがクイズになったらどうですか?

全問正解ならハワイです!とか、難しいのでヒントがありますとか、まずは読み方は教えますねとか、絵で示すとか、4択ですとか・・・

テレビ番組はクイズだらけじゃないか。子供だって塾の宿題ならやりたくないけど、テレビ番組のクイズだったら考えたりするんじゃないか。

話し合い、「本人も納得」することも大事だけど、日々の実績がいります。今日の成果がいる。

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テストでイイ点数を獲る前に親子で狙って獲りに行くことを目指すべきだ。それが100点満点の仮に20点分だとしても、「獲るで~」「よっしゃ」で20点獲る。その体験がお子さんには必要です。

そんな体験が100回積み重なったら、3年後の高校入試もがぜん立体化して見えてくる。それなしに「言葉で納得させても」ぜんまいみたいに巻いてもジーーと音が鳴ってすぐ元に戻っちゃう。

今から「毎日たった2個」英単語を覚えても、中1前の3月まで7カ月×30日で420個覚えられることになる。中1で出てくる単語なんて400個あれば十分でしょ?

1日たった2個だ!たった2個にするがゆえに楽しく、そしてCDを聞きまくったら、できるんじゃなかろうか。

たった1日2個なんて・・・そんなんじゃ中学になって負けちゃう・・・ですか。たった2個から初めて積み重ねれば、1日10個なんてカンタンにできちゃう!これが勉強のマジックだ。自己肯定感のなせる業だ。

でも、今のまま行ったら、中学に入って英語の勉強しなくなると思いますよ。あと7カ月もあれば、「覚えるのめんどくせぇー」の完璧な体験が出来上がるから。

どうするかはあなた次第です。

下痢してるのに消化の悪いものを食べてはいけません!これ鉄則ですから。

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うれしい報告
武器を持たずに入試に行くな!

これから始まる入試演習では今まで習ってきた単元の勉強よりも1ランク上、2ランク上の勉強に突入します。

入試演習をやると、オイオイ入試問題全然できないじゃないか!ということもたびたび出てくるはずです。

この入試演習を始める時期から受験生の本当の苦悩がはじまっていく。覚悟しておきましょう!

それでも順調に子供が入試演習をこなせるのであればイイ。しかし、そうでないなら、親の出番です。

ご存じのように受験では合否のボーダーラインの1点の線上にライバルたちがウヨウヨいます。あと1問、あと2問取れていれば・・・そういう話はこれまで何度も聞いてきたことでしょう。

入試というのはそれまでに受けたテストでもっとも緊張するテストといえます。

それでも入試問題が1番からカンタンな順番に出てくれれば、受験生にとってこれほど楽なことはない。しかし、入試問題はカンタンな順に問題が並んでいない。

入試で大問1つにかけられる時間はたいてい5分、多くて10分か。絶対的に時間は足りない。それを極限の緊張状態の中で冷静に問題の取捨選択を的確に行い、時間配分を行わなければならない。

皆が取る問題を落とせば厳しくなる。できる問題を落とせば、「あと1問取っていれば・・・」になる。

「実力をつける」と「入試問題を有利にさばく」この2本立ての作戦実行があって勝利が自分に引き寄せられる。

実力をつける勉強、それだけでは入試は戦えないのです。力があっても、最初のほうでやっちゃいけない問題に引っ掛かって余分な時間を費やせば・・・・どうなるかわかるでしょう。

一発勝負の怖さがそこにあります。ゆめゆめ準備を怠るなかれ。その準備はこの夏休みにすでに始まっています。

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