今回の相談「自分で勉強するが成果なし」

早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。

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中3の相談ですが、中学受験においても「自習室」で頑張っている方にはぜひ自分に当てはめて考えてほしい問題です。

中3 ドロンさん

中3の子供がいます。ストロングさんの本を読んで親技を実践しようといろいろと考えているのですが、子供が塾の自習室へ毎日行っていて親技を発揮する場がありません。

成績が良ければそれでもいいのですが、毎日長く自習室にいるわりには中3になってからも成績は一向にかわりません。

このままでは志望校には届かないことになってしまいます。一緒にやろうとという問いかけに嫌な顔をする息子。

こういう場合、親ができることはなにがあるんでしょうか?

塾の自習室で勉強しているにもかかわらず、成績は上がらず、志望校にも届かない状況。

親であるドロンさんは、勉強を見ようとする意志はあるけど、当の本人が拒否。

さて、この状況ですが、非常にマズイです(>_<)

ドロンさんが心配されているように、今のまま進めば、志望校に合格することは難しいでしょう。

いつも言いますが、成績が上がらないのは、

「やり方」か「時間」に問題あり

なのです。

やり方が悪ければ、いくら勉強量を増やしても成果は出ません。反対に、効率よく勉強しても絶対量が足らなくては成績には跳ね返らない(効率の良い勉強ならあるレベルまでは上がりますが)。

一般的に自習室で勉強する子たちは、勉強に対する意識は高い連中です。

もちろん自習室に来ても勉強しない子供はいますが、これは高校生など学年がもう少し上の場合が多いです。

メールを拝見する限り、ドロンさんのお子さんは、「勉強時間」は、それほど問題ではなく、それよりは、勉強のやり方がマズイのでは?と思います。

では、親が勉強を見れば、なんとかなるのか?

それは、今の成績と志望校合格までどれくらいギャップがあるかによって違ってきますし、これから親がそばについて勉強するにしてもこれまでの親子関係の蓄積によって違ってくるでしょう。

メールを拝見して、ストロングが心配なのは、特に後者の親子関係のほうです。

もちろん、この場合の親子関係とは、

勉強についての信頼関係(^_^)

中3ともなれば、親と一緒にいること自体嫌がる年頃ではありますが、志望校に届かない状況にもかかわらず、親の声に聞く耳を持たないのが気になります。

すでに修復できない関係では、残念ですがどうすることもできません。

なので、まず子供に聞いてみるべきです。

本当に、今の志望校に合格したいのか?と。

お子さんは、おそらく「合格したい」と答えるでしょう。

そこで、さらにこのまま自分で自習を続けて合格の見込みはどのくらいあると考えているのかを話し合ってみるのです。

「大丈夫だから!」と言うかもしれません。

そのとき、「大丈夫!大丈夫じゃない!」なんて親子で議論すべきではありません。

第3者である塾の先生に相談して、意見を聞くのです。親子で感情的な言い合いをするのではなく、先生から客観的な今の状況を子供に話してもらう。

親として大切なのは、これまでの勉強がどうだったではなく、これからどうしていくべきかなわけですから(^_^)

塾の先生、親子で話し合った結果、たとえ、「今のままでは難しいです」と宣告されても、当の本人が「自分の勉強だから、自分の思うようにしたい」と言うことだって考えられます。

その場合のお子さんの気持ちは、おそらく、こんな状態でしょう。

勉強のやり方を変えたくない > 志望校に合格したい

あくまでも自分のやり方にこだわる!というわけです。

こんなふうに考えている子供は意外に珍しくありません。そこまで言い切るようであれば「親が家で勉強を見る」という点では、手遅れかもしれません。

その場合、失敗を覚悟の上、子供の好きにさせることも1つの選択です。

ただ「志望校に合格したい」よりも「あくまでも自分のやり方にこだわる」場合、これまでの親子関係でさまざまなすれ違いがあった可能性があるので、トコトン話し合うことです。

親子で話し合い、子供の成長を考えた上で答えを出せばいいのです。もし勉強のやり方を変えてでも、志望校に合格したいと言えば、ドロンさんの出番です。

ただ、その場合も、急に塾での自習を止めにするのではなく、自習室で勉強していた何時間かを自宅学習の勉強に切り替える方がスムーズにいきます。

ストロングは「子供の味方になる」と言っているのですが、ドロンさんの場合、あくまでも「一緒に考えてみようね!」ぐらいに止めて切り替えていくべきでしょう。

お子さんが塾の先生を信頼しているのなら「塾の先生に相談しながらいろいろ決めていこう!」ぐらいでいいでしょう。

さて、そうなると何からはじめるかですが、現状の勉強のやり方をチェックすることからはじめます。

いったい、何の勉強を自習してるのか?

きっと、塾で使ってるテキストや何かの問題集などを淡々と進めているのではないかと思うのです。

その勉強は、

ちゃんと点をとるための勉強になっているのか?

また、一番わかりやすいのは、最近あったテスト結果のチェックです。点数でもなく、偏差値でもなく、間違えた問題をチェックします。

「あれ~、この単元は基本的なことから間違えているな?」この間違えた単元はその後、ちゃんと勉強したのか? これをチェックするのです。

もし、お子さんが間違い直しだけで済ましていたのであれば、大問題です!もちろん、入試では出題される可能性だってあるわけですから、間違い直しをすることは絶対に必要です。

でも、それだけで終わっては何の意味もないのです。

テスト結果から何を学ぶか?

それは、

この単元、このレベルの問題に穴があるよ

ということを学ばねばならないのです。つまり、同じ単元の他の問題を出題されても、きっと間違えるはずです。

だから、間違えた問題は、その「間違えた問題のみ」ではなく、単元を一通り確認しておかないといけないでしょう。

なぜそんなことを言うかというと、自習することは自発的で大いに良いことなんですが、自習する内容に偏りが出てしまうからです。

誰もがそうなんですが、嫌いな単元は勉強したくないんです(^_^) ついつい、避けてしまいがち。

でも、点数を上げるための勉強とは、苦手な単元の勉強をすることが一番の近道なんです。

受験する学校のレベルによって違ってはきますが、入試において、もっとも大事なことは、できる問題を取る!基本問題はきちんと得点することです。

苦手な科目は、それができていない場合がほとんどです。このことに気づいてやり、一人で嫌だったら一緒に付き合って勉強するも良し、塾の先生にお願いするのもよし。

今度は、テストに出題されたら困る単元を聞き、次のテストまでに攻略できるよう進めていく。中3であれば、今まさに学校で入試最頻出単元を習っているはずですから、それをやるだけでも進歩があるはずです。

そして、今習っている単元をやっていると、中1・中2の内容がわかっていなくて理解が進まないというのも出てくるでしょう。

親はいつだって入試から逆算して物事を考えられるものです。逆算したら、今はこうあらねばならないと思える。

それを子供に正面から話し、これまで進められてきたのであれば、いいですが、そうでないなら、いくら時間がなくても、子供の今の現状からスタートしないといけません。

よくあるのが、たとえば志望校の過去問をやって合格点を取れなけれならない。しかし、全然取れないという事態がでることがあります。

じゃあ、志望校の過去問を何回も繰り返し解こう!5回目には合格点が取れたぞ!

そんな勉強をしていては、入試当日に合格点をとれるわけがない。

志望校の入試問題を解くために、この単元、この知識、この組み合わせ、そういう個々のものを積み上げていくことで総合問題としての入試問題に当たっていくわけです。

下位の学校を受験するのであれば、繰り返し過去問を解くことが有効な場合もある。でも、一定レベル以上の学校を受験する際にそれでは当日に通用しないわけです。

だから、本当は入試演習をすべき時期なんだが、それをする形ができていなければ、どんなに入試時期が迫っていようが今の現状からスタートするのが一番効率的で、一番点数が上がる。

上がったと言っても、それは志望校には届かないということは十分あり得ますが、それでも今できていない課題をやらずして、その上の入試演習をしても力にはなりえないのです。

この時期「勉強は、テキスト通りに進む必要なんてないんだ!」「点に結びつく勉強を優先すべきなんだ!」とストロングはいつも言っているのですが、それは子供の今の現状をきちんと把握した延長線上に出てくることなのです。

塾の先生と相談して、子供にも話して納得があれば、そういう勉強もぜひやってみてもらいたいと思います。

親から無理なら塾の先生に話してもらって、課題を出してもらって、先生にチェックしてもらいましょうよ。

本当はそこで親も絡むことが理想ですが、もう時期的にそうも言っていられない。

だから理想通りに出なくてもイイ。

でも、時間がなくても、今いるところからスタートする!

それが鉄則です。

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うれしい報告

親子ノリノリ勉強を終わっての感想

グローブエンドさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:
  
親の私のいけなかったところがわかりました。
 
先日のメルマガにあった 『「厳しさ」と「楽しさ」のバランス』 が悪かった。
 
もっと子供にノリノリ感を味合わせてあげるよう、お膳立てすべきだった。

毎回の成果が「子供に」見えるようにしていなかった。
  
もっと真剣に褒めなくては!とわかったが、褒めることは難しい。

◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか?あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?:

今までもずっとそばで勉強をみてきたので、全く非常識とは思いません。ただ、今まではそれでうまく行かない時(親子バトル)がしばしばあったので、それをなくしたいと思ってノリ勉に参加しました。
  
ノリ勉を始めて、最初のうちは「今までやっていたこととそんなに変わらない」のに、なぜ子供がヤル気になっているのか分かりませんでした。
  
でも、最後までやってみて、今までのやり方との違いが見えた気がします。「成果」を子供に実感させてあげることがとても大切なのだと思いました。『10の鉄則』の鉄則9が具体的にはっきりと見えた気がします。
 
また、今までの私は「ただ横にいた」状態だったのかもしれません。もっと子供の心に寄り添わなければいけないんだなということが分かりました。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:
  
今までも一緒にやってきていたので、正直なところ、改めて「楽しい!」とは感じませんでした。
  
でも、子ども自身の口から「ヤル気になってきた」という言葉を聞けたこと、また子どもが今までにない集中力を見せたことは、ホントにうれしかったです。
  
これからも、我が子のこのような反応を引き出すように仕向けることが大切なんだということに気付きました。そして、「楽しくない勉強で成果は出ない!」とわかりました。

子供が変わる前にまずは親の意識改革。

「褒める」といっても、どう褒める? なにを褒める? なにをやらせて褒める?といろいろある。

「褒める」という現象にこだわっていると、褒めちゃいけない場面で思いっきり褒めたりすることになる。褒めちゃいけないのに褒めたら子供はどうなるか?

もちろん以後まともな反応をしなくなる。褒めたのに総崩れ。褒めたのに子供が暴れる。

結果「うちの子に褒めるところなんてありません!」と子供が悪いという結論になる。

子供が変わる前にまずは親が変わらなくっちゃ!

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