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こんにちは、ストロング宮迫です。

夏休みの始まりの際にに触れましたが、すでに夏休みの第3ターム。

第1ターム:7月21日から7月31日
第2ターム:8月1日~8月14日
第3ターム:8月15日~8月28日

最後のコーナーを尻にムチ入れて、もうひとっ走りして、小学生も中学生も夏休み中の成果を問う公開実力テストに挑む。さあ、頑張れ!

それがなかなか進まない・・・やってもやっても頭に入らないって・・・

泣きそうになっている子供たちへ、そして親の方へ1つ本から引用しよう。勇気が湧いてきたらいいけれど。

物覚えが早くて、何でもほかの者より速いやつがいるよ。でもそういうやつは何をさせても一通りはできるが、ずば抜けたものがないな。

万能なのは、一心が固まらないせいか、傑出するには足りないものがあるんだな。器用な人は器用に溺れやすい。ある段階までは速いスピードで行ってしまうから、油断というか、仕事を甘く見てしまうんやな。修業時代の器用なんていうのはたかがしれたものや。

器用でこなせない仕事がたくさんある。手先の器用な子は頭も器用や。・・・急がなければ不器用な子でも一つ一つ納得いくまでやって階段を上がっていくんや。・・・根が不器用やから嘘をつかないし、仕事もそうや。こういう子は多少でも満足出来る物を求めて根気よく努力するからな。

よう西岡棟梁も言ってたな。「不器用の一心に勝る名人はない」と。

身体や手というもんは言葉のようにはすぐには浸みこまんもんや。覚えるのにも時間がかかるが、手や身体に記憶させたことはそう簡単に忘れん。時間をかけて覚えることは何も悪いことではない。さっさかさっさかやって上っ面だけを撫でて覚えたつもりになっているのは使えないな。

入ってくる弟子達に家庭のことや学校のことは聞かんが、愛情少なく育った子は粘りがないと思うよ。短気な人がおるが、あれは短気に扱われてきたからだと思うな。短気はいいことないで。

今の世の中は器用を買う。要領よく速くこなすやつは価値があるんだ。それは企業や社会の考え方に合ってるからや。価格の競争が当たり前の世界では、速く作ることが求められる。できは水準でいいのや。でき上がった品物の使用される期間も短いもんや。その期間だけ持つ、安い物を作るんやったら、それでいいんやろ。

俺達、宮大工の造る建物は時間と闘わねばならん。それに勝って、自然の中で建ち続けるには、そんな要領のいいことではすまないんだ。

千年の時間でものを考えたら、なにも急ぐことはない。じっくり確実に。

そういうことは人間を作るのにも出るな。慌てて、急いで人間を作ろうと思っても無理や。急いで、即席で作ったら、人間だって無理が出るのと違うか。今の教育はそんなふうに見えるわ。

勉強もね、頭でやるんじゃなくて、身体や手に浸み込ませる作業です。身体や手に浸み込んでいないと難しい問題や応用問題が考えられないからさ。

身体や手に浸み込ませる作業は時間がかかるもんです。「さっさかさっさかやって上っ面だけを撫でて覚えたつもりになっているのは使えない」は入試では使えない。

不器用の一心に勝る名人はない」ってイイ言葉だと思いません?

ボクは大好きです。この言葉だけが頼りというか、これだけを信じて生きているというような言葉ですな。

これは自分が不器用だからという個人的な事情なんですが・・・
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みんな、受験があるから「急いで」はずだし、「急がなければ」っていう気持ちも強いとは思うけれど、受験は1つのゴールだけど、最終ゴールじゃないし、これから長い間ジワジワ死ぬまで押し続けていかないといけないんだから、1000年とはいわないけれど、数10年は耐えうるものの構築を目指して「今」を考えましょうよ。

「受験までしかもたない」建物なんかボクたちは建てないんだ!

ですよね?

ただし、「ただただ頑張る」という意志だけでは長く続かないんです。意志の力だけで努力の継続は難しい。継続するには成果がいります。

成果があるから「また頑張ろう」って思えるんだから。小さな成果でいいんです。大きなテストや範囲の広いテストでの成果は蓄積がいるし難しいけれど、小テストや確認テストの小さなテストや範囲の狭いテストなら成果ならすぐ出るし、出しやすいはずだ。

言葉掛けや説得や意志をモチベーションとせずに、小さな小さな成果を毎日出していく。家庭学習でも確認テストをすればイイ「今日はこれができるようになったね」というものを目の前でやらせて自分の目で確認させ、実感させる。

その小さな一歩は一歩だけでは道は開かれないけれど、小さな一歩が積み重なった時、次の扉は開かれる。

この夏も、長い旅の一里塚。夏休みの最終コーナー、受験生はしっかりな。「不器用の一心に勝る名人はない」やで~!
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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小4 pianoさん

10の鉄則を申し込むときに、備考欄に悩みを書かせていただきましたが、鉄則1を実践しただけで、解決してしまいました。

問題に間違えても、間違いを認め、B判定を受け入れてくれるようになりました。これからの残りの鉄則を実行することが楽しみになりました。

3年ぐらい悩み、成績もまずまず、関係もまずまずだったので、購入に踏み切れませんでしたが、今回購入して大正解でした!

鉄則1:低学年のときは、メルマガや本を読ませていただき、できていたのですが、いつからかできていなくなっていました。

いつからできなくなったのだろうかとその時期を特定することをやってみてもイイですね。

何かの事件、出来事などが原因、キッカケだったのか、それともどう考えても「なんとなく」「いつのまにか」できなくなったのか。

もしいくら考えても「なんとなく」「いつのまにか」できなくなったとしか思いつかないとすれば、日々の生活習慣に魔の手が忍びこんでいる可能性もある。

ぜひ10の鉄則を片手にというよりは10コすぐに暗記してもらって、日々の家庭学習の際に当てはめて考えてみてほしい。

鉄則のうち4つできていれば、「なんとなく」「いつのまにか」できなくなったという現象はなくなるはずです。

ひこにゃんさん

買う前は半信半疑でしたが、ボーナスが出たので、ダメ元で思い切って購入しました。ごめんなさい。

もう少し早く出会いたかったです。夏休み前に読んでいればと….気も引き締まりましたが、これまでの成績低迷が親である自分の責任であると痛感しました。

悔やんでも仕方がないので、これから出来る事を頑張っていきます。

特に目標を達成するための決まりのところ、家庭学習で短時間で成果を出す点はよく肝に銘じて進めていきます。でも、ここまで悪い親が引っ張ってきてしまい、罪悪感で子供の顔をまともにみることができないんです。

悔やんでもだめですよね。残りの夏休みをしっかりやってまた報告させてください。ありがとうございました。

以前の後悔っていうのは、「今」が前に進んでいれば、薄れていくものです。全く消えて無くならないけど薄れていく。そのためにも「今」が大事です。

前に進んでいれば、成果が「今」出ていれば、以前の後悔の種は全部これからの肥やしになる。

以前を後悔し、そして今も悩んで停滞している、これがもっとも最悪で、どうしようもない事態です。

昨日よりも何か1つ。昨日できなかったことが今日は1つできるようになった。たったこの1つの積み上げだけ。難しいことじゃない。誰だってできること。

そのためには親自身が今やっている成果の出ないことに、自分自身に厳しく目を向けることです。昨日よりも今日!誰にでも絶対出来ます!ファイト!

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