こんにちは、ストロング宮迫です。

さあ、入試オリンピックが開幕しました。中学入試は関西圏で前哨戦が一段落し、いよいよ今週末に怒涛の連戦が続いていきます。午前・午後入試は当たり前、3連戦も普通にあります。そのすぐあとには私立高校入試も開幕。

受験生は入試に行く前に「雪という洗礼」も受けなけゃいけない。きっと忘れられない年になる!いつも通り準備して、絞りに絞り出して、カラッカラになって帰ってこい!

受験生にはこの言葉を贈りたい。
「勝利のための祈りを信じない。出来る限りを尽くす。誰もそれ以上できないのだから。人よりうまくなろうとしてはいけない。常に最高の自分になるための努力をしなさい」

わかった?

旅路は目的地よりもよい」に決まってるんだからさ!

そして、受験生にはお馴染みの寒波襲来で雪だ。ボクは豪雪地帯の雪を知らず、年に数回降る雪、とはいっても数センチ程度しか積もらないのだけれど、それでも右往左往する、そんな雪しか知らない。そういう地域では、お昼になると☀が出て、すぐに雪を融かし始める。

太陽ってすごいですよね。陰になった場所の雪は融けず、☀が当たった場所だけがきれいに融ける。太陽が当たる場所でも、大きな木が遮ったりしてたら、やっぱり雪は残る。そしてお昼頃には雪は跡形もなく融ける。定規で線を引いたように☀が当たる場所と当たらない場所でクッキリと差が出る。

親は、太陽なんじゃないでしょうかねとは、以前も書いたけど、雪が降る時期になるといつも思うんです。

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成績が良くても悪くても、うまくいってもうまくいかなくても、せっせと☀を照らし、子供を融かす。降った雪がちょび多ければ、すぐには融けないかもしれないけれど、照らしてたら必ず融ける。

融け具合が悪ければ、何か木でも遮ってるんじゃなかろうかとか、屋根で陰になっているんじゃなかろうかと考えて、相手(子供)を動かさずに自分が高度を変えて、照らす。

その日の気分でガッと照らしたりしないで、いつも決まった時間になったらジワジワ照らすんですな。根気がいるし、しんどいし、時には「こんだけ照らしても融けねぇーのかよ」って思うこともあるけどね。

それがすなわち「親の理屈と子供の気持ち」の違いなんだし、親のあなたが子供からなにを学ぶか、なんじゃないでしょうかね。

子供を照らすことをしないで、手を引っ張っていくだけだと、親は富士山に登ったと思うが子供はいまだ麓にいるなんてことが起こるしね。

まあ、親は太陽の役割だけじゃなく、「北風」の役割も同時に担わないといけないからタイヘンで、難しいんだけど(*_*)

とにかく親は子供をジワジワ根気よく押すしかない。一気に変えようとしないで、少しずつだ。

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そして、まもなく冬のオリンピックが始まるけれど、受験生も受験生の親も、そして受験生予備軍の方も、みんなはあのオリンピックの選手たちときっと同じ気持ちを入試で味わうことになります。種目と舞台が違うだけでね。遠い別世界の話じゃないんですな、オリンピックは。ここでオリンピックのことを度々取り挙げるワケがそこにある。

入試の結果がすぐ出る2連戦や3連戦でいえば、ソチ五輪フィギュアスケートでの浅田真央選手の演技に心を震わした人もたくさんいるはずだ。そう、ショートプログラムでまさかの16位という最悪スタートから一転、フリーで自己ベストをマークする圧巻の演技を披露したあの場面だ。

最悪&絶望のスタートから、たった22時間で気持ちを立て直して自己ベストを出した。

あれはまさに

「勝利のための祈りを信じない。出来る限りを尽くす。誰もそれ以上できないのだから。人よりうまくなろうとしてはいけない。常に最高の自分になるための努力をしなさい」

↑↑↑これを体現したものだったんじゃないか。

ボクはその後の浅田真央選手のことを知らないけれど、もしそうなら

旅路は目的地よりもよい」に決まってる

を証明する方向に引退後も彼女は向かっていると信じます。

とはいっても、やっぱり不安が・・・って!?

ドイツの詩人・シラーはこう言ってるらしい。

人間は明日の朝に対して、
なにがしかの恐怖と希望と心配を持たずにはいられない。

みんな不安と恐怖と少しの希望を持つのが普通。それを抑える必要はないでしょう。それが出てきた後に【今日3回目です】「出来る限りを尽くす。誰もそれ以上できない」という心境になればよろしい。

ライバルと戦うんじゃない。自分と闘うんだから。

難しいけれど・・・しかし、この時の経験がこの先でとても重要になります。きちんと、できてもできなくても、活きてくる。そのためには、なにをするのか、どうするのか、どうあるべきなのかを知っておかなくちゃならない。

時間は止まらない。その日は確実に来る。さあ、突撃せよ!そして、きちんと帰ってこい!

最後にシラーの言葉でボクが最も好きなのはこれ↓↓↓です。受験生予備軍の方にはぜひ心得てほしいことです。

ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー
Johann Christoph Friedrich von Schiller

大事を起こさんとする精神は、
大事の起こる前から闊歩している。
そして今日、
明日への歩みはすでに始まっているのだ。

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うれしい報告

親カツ生からの報告

いよいよ、最後の冬期講習が始まりました。が、案の定というか…塾の内容がもうひとつ、わが子の志望校にあっておらず、大変じれったい気持ちですごしています。

とは言うものの…最高峰の学校を目指すなど無謀な賭けをしようとしているのですから、みんなおまけで受かるなら儲けものとしか思っていないのも事実。

でも、愚息はどうしても受かりたいのです。自力でやることの難しさを感じながらではありますが、そこであきらめたら先がありません。

模試の成績が何だ!(本当は気にしています)過去問は二度と出ない!(過去の年でも厳しい…)と、言いながら、がんばっています。

ここ最近の模試で2連敗でして、●●は大変厳しく、雲の上にある学校であることを再確認しています。

「1日の○○が駄目じゃ、元も子もない」と言って、取りこぼしがないように…声をかけています。過去問は合格点に達しているようですが…

模試だけを見たら、安心できるエリアではありません。●●にかかわっている限りは、○○の詰めが甘くなることは予想されますので第一志望にこだわりすぎることを懸念しています。

後悔しない受験というのは、親にとってはかなり厳しいものであるのは確かですね。たらればでいえることはたくさんありますが、楽しくここまできたことは儲けもの。

他の塾だったら、勉強が嫌いになったかもしれません。ギリギリまでスポーツもしていた、ギリギリまで(今も)習い事を両立している。それでもここまできたのはすごいことだと思います。

塾の友達は、愚息が目標でがんばっている、愚息がいるから、塾が楽しい、と、とても慕ってくれています。こんな仲間と一緒にがんばれることが何より楽しいのです。

歯を食いしばって、がんばります。頂点を見据えながら、二兎を追ってみます。

たかが受験、されど受験。

受験ですべてが決まるわけじゃないことはわかっている!でも、1つのことに徹底的に打ち込んで、決断し、しがみついて頑張ってきた。

受験はよくライバルを蹴落とす競争だと言われますが、ボクはそうは思いません。ライバルと共に、登っていく山道。ライバルがいなくても、ここまで登ってこれただろうか?

いや、ライバルがいたから、目標にされ、目標にし、切磋琢磨してきたからこそ、今がある。

「仲間と一緒にがんばれることが何より楽しい」お子さんはすでに合格されました!そして、今もう1つお土産を得るべく、頑張っている。

プラスアルファを求めてる戦いです!楽しく!そして伸びやかに!ファイト

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人生は、一寸先は闇なんて言われて、将来の道筋は、皆目、見当がつかないもの。

でも、受験というのは、人生に比べれば、ほとんどのことは、わかっていて、あらかじめ予想がつくものなんですよね。

2月にはなにをすべきなのか?
7月までに達成しておくべきこと
今ではなく夏以降に取り組むべきことetc…..

これらの大枠はもう現時点でわかっていることなのです。だから、しっかり計画して早めに取り掛かっておく。親カツ講座前期をおろそかにすると受験期夏以降、問題は噴出します。

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ただし、受験生が早めに取り組んでおくべき課題を克服すべく親カツ講座の募集を開始しますが、受験生になる前に【満足できる点数をテストで獲れる「勉強のやり方」の確立】が優先なのは申し添えておきます。

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