こんにちは、ストロング宮迫です。

今回は報告&相談を取りあげてみたいと思います。どうぞ!

中3

いつもお世話になっております。

今回は細かい勉強法ではなく、根本的なことについてご意見いただきたく、お問い合わせさせていただきます。

勉強のやり方について3日に一度は子供とバトルになってしまいます。

中1の時は学校でも塾でもやる気があり、中の上くらいの成績でした。

中2になり、家庭の問題、部活のトラブル、体調不良、いわゆる中2病になり、塾の宿題忘れのペナルティーが重なり首が回らなくなって、辞めたいと言い出し、やむなく少し緩めの塾に転校しました。

そこが合っていたようで、英数はみっちり見ていただき定期テストで80~90点は取れるようになりました。

問題は他の科目まで手が回らず社会や国語でかなり取りこぼしがあり、提出物忘れや斜めに構えて見える態度のせいか副教科や理国社の内申が良くないことですが、秋頃より自己流ナンチャッテ親技を始め、毎日の学校や塾の宿題の管理、定期テスト準備を手伝っていたところに年末ストロング先生のメルマガと出会い年明けに受験夏まで講座を受講しました。

ある程度勉強習慣がつき、学年末テストでは国語が30点から80点にアップ。自己最高の402点を取りました。

親カツ夏まで講座の課題も自己流ながら進め、子供が地元2番手の公立高校を志望校と自ら言い出し、中学3年生になり学級委員長に立候補したり、提出物に力を入れたりと意識がいい方に変わってきました。

ただ目標レベルにはまだまだで、偏差値62の学校志望に対し6月の実力テストは320点で全体で70位くらいの成績です。

悩みはこれだけやると考える量に私と子供でギャップが大きくいつもバトルになってしまいます。

言い訳になりますが、私はフルタイム勤務で上に大学生と高校生で部活をしている子がおり、日々のお弁当作りや洗濯などで今のナンチャッテ親技(と言うのも計画を立てたりプリントコピーや問題集のページを指定したり、丸付けをするだけで精一杯でお手本通り出来ていません)だけでも既に時間をこじ開けて作っていて、なかなかもう一歩工夫するのが難しい状態です。

ノリ勉をやれたらいいのですが、苦手が社会と国語なので、テスト形式の前に一定量読んだり覚えたりする作業が必要かと思い、現在は期末テスト前で学校のワークなどの提出物やノートをコピーした自作プリントなど一日のノルマを与えるのですが、

イヤイヤさせるよりノリノリで。と頭ではわかっていますし、親技先輩の例もたくさんお聞きして多くを望むより確実に基本を押さえて行こうと心がけ

控えめに、ウォーミングアップ程度を3本くらい用意したつもりが外出先から帰ると、ゲームの合間に勉強といった感じで一つしか出来ておらず子供が三時間の間にやったものが私の考える30分もあれば出来る量だったりして心底がっかりします。

それを問いただすと反省どころか逆ギレか出来るならお母さんがやってみろ!自分のやり方がある!と気を悪くしいつも同じやりとりで半年前から進歩なし。。。

こうなることがわかっていて、控えめに、出来なくても叱らず、量も最低限に…と日頃遠慮しているだけに、キレられると余計に腹が立ち治りません。

自分が側でついて見る時間以外はゼロでなければマシと思うしかないのでしょうか。私が親技の根本を理解出来ていないようです。

バトルに疲れいっそ、何も手出しせず、塾の先生に任せてしまった方が良さそうな気さえしてきました。

でも今手を離したらラクな方に流れ、良い結果にならないことも想像できます。

こんなわたしにつける薬はありますでしょうか。今後何に気をつけて、どう行動すれば良いのかヒントを授けていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

多くの方がこの方と同じような悩みを抱え、日々悶々とされていると想像します。

子供のコップには1リットルしか入らないと思うので「量も最低限に…と日頃遠慮している」けど、それさえを入らないという嘆きと読み取ることもできるでしょう。

でも、「控えめに、ウォーミングアップ程度を3本くらい用意したつもりが外出先から帰ると、ゲームの合間に勉強といった感じで一つしか出来ておらず子供が三時間の間にやったものが私の考える30分もあれば出来る量だったりして」は、1リットルしか入らないコップに3リットル親が注いでいると考えるべきなんじゃないでしょうかね。

というか、そう考えないとこの問題は得年と続くし、解決もしないし、結末としては「何も手出しせず、塾の先生に任せてしま」うになるしかないのではないでしょうかね。

中1からの状態から見れば、明らかに子供の水の入るコップの大きさは成長して大きくなっているように思えます。親ですから誰でもそうなれば、もっともっととなるのはわかります。

ましてや志望校にして「まだ足りない」という状況になれば、なおさらそう思えるでしょう。

でも、だからといって親が水を「控えめに、ウォーミングアップ程度を3本くらい」と想定したものが子供には水の勢いが強すぎてコップに入っている水さえもあふれださせているような状況が続くなら、すべての努力は水の泡となる。

あなたにとって「控えめに、ウォーミングアップ程度を3本くらい」でも、子供には高圧洗浄機で水を吹き付けられていると感じてるってことです。

「イヤイヤさせるよりノリノリで」「親技先輩の例もたくさんお聞きして多くを望むより確実に基本を押さえて行こうと心がけ」これを「頭ではわかる」だけじゃなく、子供に対して実践しない限り、この問題は終わらない。

でも、よくよく考えてほしいのは、3つ用意して1つしかしてなくて、バトルして疲れて腹が立って、グダグダを毎日繰り返すなら、

1つだけ用意して、ノリノリで気分よくやる!

ほうがあなたの取り分は多くなると思いませんか?

それに気づけば、そっちのほうがラクだし、関係性も安定するし、気分は上々だし、褒めることも多くなるし、取り分も以前よりは増える。

でも、あれもしなきゃ、これもしなきゃって思っているうちは、できない。親が変わらなければできない。

コップに入れたいものは決まってる。今日3つあったら、その3つに優先順位をつけなきゃいけない。3つに手を付けて全滅するくらいなら、優先順位の1位のものだけでもやっつける。2つは残るけれど、明日また1つやっつけたらイイ。

でも、毎日全滅してたら、入れたいものは溜まっていく一方で、そのうち「ゴミ屋敷」みたくなる。必然だ。

これに入試が近づくという恐怖が迫れば、加えて「あと何点足りない」が重なれば、さらに「反省どころか逆ギレか、出来るならお母さんがやってみろ!自分のやり方がある!と気を悪く」がさらにひどくなる。

溜まればそれはどこかで出るし、押せば必ず噴き出してくる。

すでに「同じやりとりで半年前から進歩なし」で6カ月。親は信用できないし、信頼もできないという領域の一歩手前くらいなのかもしれない。その関係がさらに続いて、そして破たんすれば「何も手出しせず、塾の先生に任せて」しまう方法しかなくなるでしょう。

だって親の言うことなんて一切聞かなくなるから。

「今手を離したらラクな方に流れ、良い結果にならない」のは、おっしゃる通りだけれど、高圧洗浄機で水をコップに入れても同じ結果になる。

「こんなわたしにつける薬」はないけれど、コップに入る水の量は決まってる!は、言ってあげられる。

「今後何に気をつけて、どう行動すれば良いのか」は、至極簡単でシンプル。今日3つコップに入れたいものがあるなら、その3つに優先順位をつけて、3つに手を付けて全滅するくらいなら、優先順位の1位のものだけでもやっつける。

それだけです。

毎日1個ずつ確実に貯金する人と、貯金しなきゃいけないと言いながら、1個も貯金しない人では3カ月経てば、エライ違いになる。

勉強も人生も複利で回る。

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貯金も複利で回るし、借金も複利で回る。だから追い付かないくらい差がつくんだし、金持ちがさらに金持ちになる所以です。

すべてはしたようになる。わからなければ、わかるまでこの現象は消えない。頭でわかってても、ダメだ。子供の勉強と一緒で答案にきちんとかけないと〇はもらえないから。

「わかってるんですけどね~」は1円にも1点にもならない。

すべてはあなた次第です。世界は変えられる、あなたの見方次第で!