週刊親技「本当に色々色々あった中学受験でした」

こんにちは、ストロング宮迫です。

引き続き、多くの方から受験報告をいただいております。また、これから受験に向かう方々からは最後の雄たけびも数多くいただいております。

ボクにいただいた受験に関する報告も、相談も、雄たけびも、すべてを皆さんにシェアできません。あまりにも具体的すぎたり、こみいった私事が書かれていると、公開するのに躊躇するからです。

それでも、その中からぜひ皆さんに読んでもらって、ヒントになりうると思うものは一部を省略したりしてここで紹介しています。あとはボクが飲み込んで消化したものを少しだけ姿と形を変えてここに出すことになります。

親技は、親技を駆使した方々の血の涙とエッセンスで成り立っているわけですな。

ただボクもすでにヨレヨレになっていて、ガブリと飲み込んで消化して、ここに出すまでに相当な時間がかかるようになってきた。年を取って、それだけ結論を出すのに慎重になってきたということなのかもしれません。ジジイですな。

この前、ボクもとうとう50歳になりました(*_*)

自分ではまだシャンとしているつもりですが、どうも周りにはそう見えていないらしい・・・

息子からの50歳の誕生日のメッセージカードが泣かせる(´;ω;`)ウゥゥ

どうもボクは「安定していない」らしいんだな(*^。^*)

安定同位体とは?

40歳の時にこう書かれたら「なんだよ!」ってたぶん思ったはずだれど、50歳になった今は「頼むわ!」とか「よろしくお願いします」って思えるから不思議だ。ジジイですな。

ただふざけていると思うのは、「サポートしていこうと思います」っていう頼もしい発言をした当の本人が大学へ行くのに、家を出ようって、今「懸命な努力」をしているところ。

「お前さ、家を出るのに、オレのサポートなんて、できねぇーじゃん!」っていうね。

まあ、まだ「家を出られるかどうか」はこれからの入試次第なので決まったわけじゃないんですけどね。

まあ、こうした子供たちの無責任な言動を喜んだり悲しんだりして、己にムチを入れて頑張るわけですな、親たちは。

ステキともいえるけど、よく考えると、悲しい生き物ですなあ・・・

そんな「悲しい生き物」の今年の代表選手と言ってもイイ方のメールを紹介します。

どうぞ!

こんばんは。グリーン父です。

明日はいよいよ入試本番です。

午前、〇〇中学校
午後、◇◇中学校

やることはやった?!という感じで、あと1ヶ月欲しいと思うのが今の心境です。

1月9日のお試し受験合格後の様子ですが、朝は4時30分勉強スタートできるように4時起床。

1時間ほどママ勉(漢字、社会)、その後朝食前の6時30分までパパ勉(算数。入試演習)をやり、土日休日は過去問の初見回を午前・午後入試に見立ててこなしてまいりました。

その結果は一喜一憂、むしろ反省の方が多く「たられば話も、もう飽きた」というくらいです。

結局、今日まで過去問の合計点の合格平均点に達する回は1度しかなく不安だけを残した形となりました。

最近のテレビコマーシャルで、合格して喜んでる姿を子供に重ねて妄想してしまうなど「追い込まれてるなぁ」と考えてしまいます。

「もう今さら」「まだやることはる!」の葛藤で今夜は眠れそうにありません。

当の本人は、相変わらずけろっとしてますが・・・。「明日本番だぞ」の言葉にも”今さらやっても変わんないよ”的な態度を取る始末。

中学に上がっても親の苦労は絶えないと確信しました!

なので、どの学校に行くことになってもこれからもこの子の親をしっかりやらなきゃと!

最後にストロング様、いや、宮迫さん!本当にありがとうございました!

上の子の時得た親の心得が下の子に全く通じず露頭に迷うところを救っていただき感謝しております。

なんとかここまで来れました。そして行ってきます。

どうです、やっぱり親は「悲しい生き物」でしょ?

親は「今夜は眠れそうにありません」なのに、「当の本人」は「【明日本番だぞ】の言葉にも”今さらやっても変わんないよ”的な態度を取る始末」ですからね。

「サポートするつもり」はありますが、残念ながら「春には家を出ます!」のと、変わらないじゃないか(*_*)

じゃあ、そこに歓びはないのか?

ただただ悲しいだけなのかって言われれば、決してそうじゃないとボクは思ってい・・・どころか、確信しています。

だって成長してるってことだからねえ。

グリーン家はどうなのか?

今度は「悲しい生き物」のもう一人、お母さんからのメールです。

お世話になります。グリーン母です。

まずは結果から報告します。

2月1日
午前 〇〇 不合格
午後 ◇◇特待合格

2日
午前 〇〇 合格
午後 ▲▲ 不合格

これで、子供の中学入試を終わらせようと思います。

1日の午前の結果が出たのが、同日の18時で、その後は、持ち帰った問題用紙を元に、家族総出で上の子も参戦して分析開始。

1教科目の国語以外は合格を出せるものではなく・・・。

ということで、改めて「今までパパとママが言ってきたことが入試でできなければ、合格は絶対にできないよ。今までやってきたことを、全てやったら、必ず受かるから」と言い聞かせて、試験会場に送り出しました。

その結果が、上記の通りです。

本当に小4から、色々色々あった中学受験でした。

問題行動、転塾の果て、またストロング様に毎月のように相談をさせていただきながら、ラスト一年は塾へも行かず、病気をして二度の入院、12月にはインフルエンザにも罹り、昨年はありとあらゆる厄の年だったようにも思えます。

一方で、この中学受験で、夫婦の絆はおそらく、どこの夫婦よりも一層深まり、お互いに上がったり下がったりするのを、どちらかが下げたり上げたりして、頼もしい間柄になりました。

上の子の参戦は12月末からでしたけれど、初日の入試結果が出た後の様子も大変頼もしく、ダメだったところへのアドバイスや、入試説明会の内容や過去問から出題傾向を想定したりしてくれました。

”家族”って本当に大切です。

昨日の午後の▲▲では、教科受験の後に、当日面接もあり、短い集団面接でしたが、これから本人が生きていく中で、相当良い経験ができたと思います。

そして、一発で決まらなかったことが、おそらく本人にとってとてもいい財産になったと思っています。(親は辛かったですけど・・・)

週末、実家に行き、ようやく新年の挨拶をしてこようと思っています。

まずは、ストロング様に取り急ぎ、メールでのご報告させていただきました。

親カツ生活、まだまだ続きます。引き続き、よろしくお願いいたします。

多くの受験生はたいてい「色々あった受験」と書くけれど、グリーン母さんは「色々色々あった中学受験でした」と書いてる。

そう、この「色々色々あった」という「色々」が2乗になっているところがグリーン家の今回の受験を表してる。

その「色々色々」は、ここでは書けないことばっかりだ!

「明けまして○○○○○○○○○○!」は、受験が終るまでとっておくのが親技では習わしですから、ようやく2月の初めにご実家にも行き、新年の挨拶をなさったことでしょう。

「過去問の合計点の合格平均点に達する回は1度しか」なかったお子さんが「2回目で決めるあたり」は、綱渡りの上手なお子さんらしい結末だったし、

「色々色々あった」けれど、終えてみれば、夫婦共働きで仕事が忙しく、バラバラになりがちな家族が一堂に会する壮大な一大イベントにもなり、上のお子さんは参謀として参戦もして頼もしい成長が感じられ、「夫婦の絆はおそらく、どこの夫婦よりも一層深まり、お互いに上がったり下がったりするのを、どちらかが下げたり上げたりして、頼もしい間柄」になった。

どこかで、なにかのバランスが少しだけ崩れれば、夫婦間でお互いが「お前が悪い!」と言い争うこともありえたし、子供には「ちゃんとしろ!」と言うばかりだったならば、受験の形にならずに入試を迎えた可能性も十分あった。

だって「問題行動、転塾の果て、・・・ラスト一年は塾へも行かず」にここまでやってきたのだから。

たぶんそれは、前回も、そしてここでは繰り返し紹介しているように河合隼雄先生の「意味を探れ」の態度で、子供を見てこられたからじゃないでしょうかね。

ここは100回でも1000回でも10000回でも、読んでいただきたい。

河合隼雄著『大人になることのむずかしさ』より

ある大学生が登校もせず下宿にひきこもって、外に出なくなってしまった。このようなことが起こると、大人はすぐに「原因は何か」と考えたがる。

そのときにどうしても問題を早く片づけたいという焦りがあるだけに、原因 ― 結果の鎖を見出すのに短兵急になりがちであり、「子どもの意志が弱すぎる」ことが原因と考えて叱責する。

あるいは、「大学の教官が学生に冷淡すぎる」ことが原因と考え、教官を非難する。ところが、一方、大学の教官の方では「親の過保護が原因」と考え、親を攻撃するかも知れない。

原因探しはしばしば「悪者探し」となり、それも大人たちはとかく自分以外の者を悪者に仕立てようとするので、互いに攻撃し合ったり、一緒になって子どもを責めたてたりするが、問題はなかなか解決しないのである。

そこで、この学生が登校せずに下宿にひきこもっている「意味は何か」という問いを発すると(その答えはそれほど簡単には出て来ないであろうが)、焦って悪者探しをする態度からは皆が解放され、その事象が早く片づけねばならぬ嫌なこと、という見方ではなく、そこから何かブラスのことを引き出せる可能性のあること、という見方に変るであろう。

このように考える方が、はるかに建設的となってくる。

原因 ― 結果の連鎖を探り出そうとする態度は、ややもすると目を過去にのみ向けさせ、そこに存在する悪を見つけて攻撃したり、後悔の念を強めたりするだけで、そこから前進する力を弱めることが多い。

意味を探ろうとする態度は、むしろ未来へと目を向け、そこからどのように立ち上ってゆくかという建設的な考えに結びつきやすいのである。

このようにいっても、人間は因果関係によって事象を見ることがあまりにも好きであることと、そのような見方は自分を局外者において、安全地帯から他人を批判できやすいこととのために、なかなかこのような思考パターンから逃れられないのである。

これに対して、意味を探る態度で事象を見ていると、知らぬ間に、自分が局外者でなくなっていることに気づかされるであろう。

グリーン家でも、おそらく当初は「原因 ― 結果の連鎖を探り出そう」として「そこに存在する悪を見つけて攻撃したり、後悔の念を強めたり」もあったろうけれど、最後は「意味は何かという問いを発」して、「焦って悪者探しをする態度からは皆が解放され、その事象が早く片づけねばならぬ嫌なこと、という見方ではなく、そこから何かブラスのことを引き出せる可能性のある」という見方になっていったんじゃないか、と想像します。

それはグリーン父さんの入試前日に思った「中学に上がっても親の苦労は絶えないと確信しました!なので、どの学校に行くことになってもこれからもこの子の親をしっかりやらなきゃと!」という決意に見て取れるし、グリーン母さんの受験が終わってなお「親カツ生活、まだまだ続きます」の文面からもわかるでしょう。

子供があがいて成長してきたとともに、親も子供とともに成長したと言えるんじゃないか。親は大人だから「成長」といわないのであれば、成熟し円熟味を増したといってもいい。人間が一回り大きくなったといってもいい。

こうして子供を支え、実は支えられもして、親子は昨日よりも今日大きくなっていくんじゃないでしょうかね。

最後に、親技者としてご夫婦がよく協力してタッグを組んでここまでこられたと称賛して終わりにしたい(「朝は4時30分勉強スタートできるように4時起床」なんかはご夫婦がともに日中は働きに出るための苦肉の策だったろうし)と思うけれど・・・

特に、グリーン父さんは、
お子さんが「娘」ということもあり、
またお父さんの担当がお子さんの苦手な算数理科だったということもあり、
直接見たわけじゃないけれど、
おそらく娘からは常に冷ややかな目で見られ、接せられて、子供はグータラな態度をとり
グリーン母さん担当の文系科目の指示はよく守るのに理系科目の指示は守られず、
何年問もの間、とてもツラくてしんどかったと思うので、
娘を持つ父親の一人として、
ボクから心より「ご苦労さまでした。お疲れでしたね」
と申し上げておきたい
と思います。

お母さんだけじゃ足りなかったし、
お父さんだけじゃ最後まで走り切れなかった。

家族4人がそれぞれのピースを持ち寄って(下のお子さんが持ち寄ったピースは一番小さかったけれど(*_*))、グリーン家の、グリーン家による、グリーン家のためのパズルは、上の子に続いて完成させた。

少し形は不揃いだったかもしれないけれど、ひとまず完成させて今回の入試に臨まれました。

すばらしい!すばらしかったですよ!

ステキともいえるけど、よく考えると、悲しい生き物ですなあ・・・

ボクは誰も知らないあなた方の努力や苦労や涙を知っている!

しかし、それらはここでは書けないことばっかりだ!

うん、「子供を入れて終わり」にはならないのは、前から言っている通り。

親カツ生活、まだまだ続きます」だ!

旅は続く。でも、ひとまず「おつかれさま」でした。おいしいお酒を飲んでください。
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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小4 カステラさん

思い切って鉄則を手に入れてよかったと思っています。

1年ほどメルマガを読み、色々と参考にさせていただいていました。

しかし、我が家の場合もう一つ上手くまわっていない感じがしていたので、購入に踏み切りました。

鉄則を読んで「ここまで細かくしていく必要があるのか!」と腑に落ちる事がありました。夫にも読んでもらい、子どもと一緒に早速色々と取り決めました。

ももママさん

読んだあといろいろといままで取り組んできたけど、何が足りないのか自分ではわかっているつもりがわかっていなかったのかなと思った。

ほめるの下手です。どうほめたらいいか分からない・・・

褒めるのが下手なのではなく、褒める材料を作るのが下手というのが正確な表現じゃないかと思います。

褒める材料もないのに、「褒めよう!」とするのは辛い・・・です。

だからこそ、褒める材料を親が作る。心から褒められる成果を出すことを親が頑張る。鉄則9をすぐに実践ください。

中1 もじろうさん

メールマガジンを読んでいて「当たり前」「当然」と思って読んでいましたが、中学に入ってから成績はガタ落ちとなってしまい、はてこんなにできなかった子だったか、と思い悩んできました。

10の鉄則を読んでみてもやはり「当たり前」「当然」という結論になってしまう始末。

どうしてこんなに中学生になってから子供は反抗し、成績がガタ落ちになったのか、わからない。

そこで思い切って親子ノリノリ勉強法をやってみたら、見事になにもできていなかったことが判明しました。

丁寧に字を書かせることも、まじめに問題を解くことも、式を省略しないで書かせることもまるでできませんでした。

すべては「当たり前」「当然」という態度で責任を子供に押しつけていた私の問題でした。

今まで自然と身に付いた態度を改めるには骨が折れると思いますが親の態度をきちんとしたいと思います。遅いかもしれないけれど。

よろしくご指導ください。

仮に子供を責めるとしても、それは全ての行動をめいいっぱいやった一番最後となるでしょう。

たいていは子供の責任論の前に「あなた、こんなことをしているじゃないですか」ということに1つじゃなく、何個もいきあたる。

特に成績が上がらない場合、その原因は結構明らかなものです。勉強はその不振の原因がわかりやすいんですよね。

一生懸命やっているのに全然成績が上がらないというのは、なにかを見落としているわけです。そして、その見落としは、親の思考の中にある場合がほとんどです。

つまり、「なぜ?」のベクトルを自分ではなく、外に向けたら勉強についてのほとんどの問題は解決しなくなるということ。

「当たり前」「当然」という思考はまさしく思考停止している状態といえます。

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