こんにちは、ストロング宮迫です。
数年に一度とされる強い寒気がやってきたそうで、それが入試日に重なる。
いいですねえ!(^^)!
決して皮肉ではありませんよ。
入試は数年に一度の「大きな波」ですが、その前に「小さな波」でいくつかくるんですよね。
サーフィンはしたことないけど、本番の大きな波の前にやってくるいくつかの「小さな波」は軽やかに乗ってみせる。
昨日の入試では、靴にストッキングを切ったもの巻いて会試験会場に向かう受験生を見ました。
もちろん、雪で「滑らない」ようにですよね。
滑りにくそうな長靴というのか、靴にしか見えないおしゃれなのを履いている受験生もいました。
気象情報をもとにそれぞれが「小さな波」対策をして臨んだ結果なんでしょう。すばらしい。
それも「いつもやっている通り」の対策で臨む。初めてやる対策で臨むな!これがここで例年繰り返し書いている鉄則です。
まあ、こうした「対策」も、雪がおなじみの豪雪地帯の方が聞いたら、笑われるかもしれませんけどね。
また、入試を前にチビるのも「当然のことである」と繰り返しここでは書いてきました。
真剣にこの日まで努力を積み上げた者だけにチビる資格がある。だから、ボクは受験生「大いにチビれ!」っていう。「お前にはチビる資格がある」とも励ます。
問題を配られそれを触るとき出る手汗には、「努力を積み上げてきた者に出る血のにじむ系の手汗」と「やべぇーっていう気持ちから出る冷汗系の手汗」がある。
1つの会場でも、受験生が感じていること、経験していることはそれぞれ別だ。
数年に一度の寒波をトラブルと捉えるかはその人次第だけど、本番前の「小さな波」大いに結構。
インフルエンザになるなんて「小さい」準備体操だからね。
入試でもスポーツでも、ウォーミングアップっていうものがあって「試合」だ。入試のウォーミングアップで「小さな波」は付きもの。軽やかに乗って臨むべし!
そんなことを思ってたら、「小さな波」に乗って幸せを噛みしめたという方からのメールが来てた。紹介しましょう。どうぞ!
いつも楽しくて為になるメルマガをありがとうございます。
我が子が中学受験の時から足掛け6年、中学受験に向けて勉強を始めてからは8年もの長い年月お世話になっている雪です。
このたび大学センター試験受験に際し、色々な思いがあふれ、メールをさせて頂いている次第です。
ご承知の通り、今年のセンター試験は大雪の影響が見込まれ、しばらく前から私はそわそわとしておりました。
幸い私の実家が試験会場の近くにありましたので、急遽そちらで一晩息子とともに世話になることにしました。
年老いた両親も一生懸命私達のために世話を焼いてくれ、1日目の試験で疲れて帰った息子を優しく迎えてくれました。
2日目に向けて疲れをとるため、早々と勉強を切り上げ、布団に入る息子と十何年ぶりかに隣り合わせで横になりました。
そして、「あなたが生まれてすぐの赤ん坊の時、今と同じようにこの部屋で1か月ほど一緒に過ごしたのよ」と言うと、息子は驚きながらもその当時のことを語る私の話にじっと耳を傾けてくれました。
その時に感じた何とも言われぬ幸せな気持ちと、中学受験、大学受験に向けてひたすら頑張ってきた息子を支えてくれたすべての方達への感謝の思いは、試験が終わった今でも思い出すと涙があふれて止まりません。
思えば、我が子の受験を通して親子共々いろんな体験をさせて頂きました。
いろんなことを考え、悩み、苦しみ、笑い合い、いっぱい涙してきました。
何度メルマガの言葉に助けられたことでしょう。自分が変わるのに長い年月を要しました。
分かっていても、なかなかできない自分にもどかしさを感じながらも、頑張る我が子を見て逆に励まされたりもしました。
まだこの度の試験の結果は出ていませんが、私の気持ちは今とても落ち着いています。そして、とても幸せな気持ちで一杯です。
ストロングさんの言われた通り、試験の前にもう息子には合格証を渡しました。はにかみながらも、受け取ってくれました。
いつも傍らで叱咤激励をして頂き、本当にありがとうございました。
これからのストロングさんの更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
「あなたが生まれてすぐの赤ん坊の時、今と同じようにこの部屋で1か月ほど一緒に過ごしたのよ」って投げかけが子供にスッと透き通って入っていく場面はまさにここだったというような情景が思い浮かびます。
親技を駆使して、入試なんか超えていってしまう。
あなたもきっと「いろんなことを考え、悩み、苦しみ、笑い合い、いっぱい涙して」から、そんな場面に出会うことになるでしょう。
親が最も醍醐味を感じられる、親技で言えば「親のご褒美」ですな。何もしてないところに、その場面は出てこないからね。
親技はね、親が子供を導くという形式をとるけれど、本当は親が子供を導く形を通して、親が子供から学ぶんですよね。
自分のことを知るんです、子供を通して。
雪さんが「頑張る我が子を見て逆に励まされたり」と書いていらっしゃるように、親が子供を励ますだけじゃない、導くだけじゃない、そうか、そうだったのかと子供のリアクションから親が教えられることも多々あります。
だから親技では「親が子供に謝る」ことだって当たり前に起こる。そうか、そうだったかと思わせられれば、ごめんなって自然となるから。
入試の結果が出てから「とても幸せな気持ちで一杯」になったわけじゃないってところが、ボクにはステキに感じられますが、いかがでしょうかね。
入試の季節になると、こうした「何とも言われぬ」メールが増える。あなたに「何とも言われぬ」感が出たときは「親のご褒美」なんだって思ってくれていいですよ。
それまでは「いろんなことを考え、悩み、苦しみ、笑い合い、いっぱい涙して」くださいな。その価値はきっとあるから。
Go for broke !(^^)!
こんな入試の季節には「坂田信弘劇場」が身に沁みます。ぜひ読んでください。
約束をするということは一人の友を持つということ
いよいよ開講!2017親カツ講座「夏までコース」
初回号即発送「受験1年前に確認すること」
2/20 3月号「志望校をいかに決めるべきか?」
3/20 4月号「夏休み前までに何をすべきか?」
4/20 5月号「公開・実力テストの結果を合格につなげるためには?」
5/20 6月号「夏休みの準備として親がすべきこと」
6/20 7月号「後悔しない夏休みにするために親がすべきこと」
親カツ講座は現在すでに志望校の合格レベルに達しており、順調に進んでいる方には必要ありません!
また、受験生になるにあたって、範囲の狭いテスト、範囲の広いテスト、それぞれに対して自分たちの勉強のやり方、進め方が確立していることが重要になります。
みんな自動的に受験生にはなれるけれど、勉強のやり方がわかってる者だけが「真の受験生」。
これから【狩りに行く】のに「服装は? なんか道具っているの?」なんて言ってたら、負けパターンですから。
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
中1、小6キャッチャーさん
メルマガをずっと読ませていただいていて、なんとなくわかっていたつもりで、実行できていないことが、今更よくわかりました。よくメルマガでも出ている悪い例そのままでした。
この鉄則を手にしたからには、鉄則4にも基づいて、モトをとらせていただきます!!
まずは平均点クリアを目指すために、A問題を徹底的に仕上げていきます。
一休みをあたえず、褒めて、叱りながら、毎日の成果を目に見える形で子供に示してやります!!
小4みるきぃさん
スラーっと楽しく読めました。その後、何度も繰り返し読んでいます。鉄則のどれもが納得できて、早く実行しなくては!と思いました。
これを自分にあてはめて、これからどうやって実行していこうか考えながら、じっくり読んでいます。
鉄則は全部が全然できていませんでした…娘は訳もわからずにいやいや勉強をやらされているだけでした。
きちんと親の本音(これ大変ですね。ほんとに何も考えず思いつきで塾に入れたので…)をぶつけてみようと思います。
勉強以外でも子供に今まで何も真剣に語った事はなかった気がします。夢すらまだみえていないので、ちゃんと考えて、まず鉄則1と鉄則2実行したいです。
勉強は楽しくないって!?
とんでもない!
頭にスラスラ入れば、理解できれば、解ければ、自分ができるんだったら絶対に楽しい!
もちろんできなきゃ、勉強もスポーツも習い事も楽しくない。
◆ボクは家庭教師の前で居眠りして【生徒】をクビになっちゃった
じゃあ、楽しくやるコツは?
できることをしっかりやって、「オレはできる!」と思えば、自分よりもちょび上にチャレンジしようと思う。
原理はカンタンです。
しかし、ついできもしないことをガンガンさせようとしたり、今できることをないがしろにする。だから、子供がイヤって言うんですな。