こんにちは、ストロング宮迫です。

年が明けてお屠蘇が抜けないうちから、私たちの世界では「お祭り」が始まっております。

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中学入試はすでに出撃開始。乗組員は被弾しようが、煙が出ようが必ず帰還すべし。

これは義務ではなく、命令である!

さて、受験生の親の方はやきもきさせられる日々が続きますが、受験生の親の方も受験生予備軍の親の方も、先日改めてアップした競馬調教師・藤澤和雄さんのお話「ハッピーペアレンツ・メイク・ハッピーチルドレン!」はぜひ何度でも読んでいただきたいと思っています。

物言わぬ動物や植物を相手にしている方の物の見方は、子供の見方では特に親の参考になると思うからです。

「からっぽやみの仕事をするな」という父の言葉に従がって、私は真面目に黙々と馬の世話をしていた。それは決して間違ってはいないと今でも思っている。

しかし、それだけでは足りないのである。

ハッピーピープル・メイク・ハッピーホース

「いつもおおらかに笑っていられる人間が幸せな馬を作れる」

親の子供に対する態度や話や接し方も同じです。

一生懸命だけじゃ、足りない・・・

まじめだけじゃ、物足りない・・・

もう一匙っていうわけです。

親技ではこの部分を「遊びがある」「遊びがない」といい、勉強の工夫にも通ずる点になります。

「一生懸命やってるのに!」「まじめにやってるのに!」では、完成形にならないってわけです。

「もう一匙加われば」、親も、もう一山越えて、新しい風景を見ることができる。もっと一生懸命にとか、もっと真面目ではない、楽しさが、喜びがそこになければ、いや、そこに見出せなければ、新しい風景には出会えない。

ここ親技では、一山越えて、卒業される方がたくさんいます。もちろん中途退学や転校もいるし、「読むだけ親技」の方もいるし、「知っているけどやらない」「わかったつもりでできていない」など、さまざまな方がいらっしゃる。

全然かまわない。自由です。すべては自分次第なんだし、自分のこと、自分の子供のことだから。すべての結果は、目の前の子供に出てるから、誰かがとやかく言う必要もない。答えはすでに出てるから。

今回は律儀にも、親技卒業のメッセージをくださった方からのメールを紹介します。あなたがこれをどう受け止めるか、これもすべてはあなた次第です。

どうぞ!

三つ編みさん

ストロング先生、初めてメール致します。

卒業させて頂くのでお礼を言わせて下さい。

現在高校生の子供が中学二年生、ちょうど三年前の今頃、ストロング先生と出会いました。

成績が悪く模索していたところ、この子は勉強の仕方が分かっていないと気付き勉強に付き添う様になったものの主人からも友人からも呆れられ自分の行動に自信を持てずにいました。

でも…成績は上がった。

そんな時の出会いだったので背中を押された事を覚えています。

悩みが出るとまるで隣で聞いていたかの様に週二回のメールに答えがあり励まされ、支えられ、その後周りからはドン引きされるのが予想できたので、一番親身になれるのは自分だ、と一人黙々と続けてきました。

結果は…

スタートが遅かったので底辺近くの順位が真ん中辺りをキープするぐらいになりました。

しかし、子供に付き添った事で『この子は座学より実践派』だと実感し高校は1年間留学カリキュラムのある学校にしました。

付き添う前の成績では入れない学校です。

先般、帰国し苦手だった英語が得意になって帰ってきました。

留学が人生の成功に繋がるとは限りませんが、この子の行けたであろう高校に進んだ場合と比べると得られた物が大きかったと思います。

英語もですが何より自分に自信がついた気がします。

さて、上の子の高校が決まったので、次は下の子に切り替え、早くから付き添う事が出来ました。

中三の一年間は上の子が留学中で居ない分、更に向き合え途中『塾は無意味』と辞めてしまうハプニングもありましたが、結果的に順位が上がり、先日合格を戴きました。

下の子は最初の内申がオール3に4が1つ、2つだったものが結果42/45まで上がりました。

偏差値よりも内申の方が良かったので内申で受験出来る大学付属高校に決めました。

公立高校に進んだ場合に入れるかは不明の大学です。

頑張った結果戴いたチャンスなので、最大限活かし親子共々大満足です。

スタートはここからなんですけどね。

それと、イメージが悪いままの主人ですが、上の子の高校が決まった辺りから意識が変わり協力してくれるようになりました。

今では家庭環境の大事さを友人に伝える程です。笑

長文になりましたがストロング先生に支えられここまでやってこられました。

大学受験となる上の子と難関付属高校での下の子にこれからも向き合うつもりです。

ここ数年子供第一の生活でしたが仕事が忙しくなり、メールを拝見する時間もなかなか取れないので卒業させて頂きます。

ストロング先生、今まで本当にありがとうございました。

大変お世話になったのでどうしてもお礼が言いたくメールしてしまいました。ありがとうごさいました。

親技に限らず、ある種の境地に達した人は、みんな、なにもしていない人に対しても「ありがとぅー」って言って卒業していく。

不思議です。

人に対しても、出来事に対しても、全部自分の学びにできるから、なんに対しても「ありがとぅー」ってなるんじゃないか?

三つ編みさんが書いているように「初めてのメール」なわけで、ボクは三つ編みさんに実質何もしてないわけですよね。

でも「大変お世話になったのでどうしてもお礼が言いたく」とおっしゃる。お礼を言われる資格がボクにはないという自覚があります。

ただ、たぶん世の中の出来事や人に対しての受け止め方がしっかりされているから、良いことも悪いことも自ら消化されて、自分のこととして置き換えて、かつ実践をされてきたんだろうと想像するだけ。

その実践の内容の一端はメールで読んでいただいた通りです。

親技者には、ヒント満載だと思うけれど、どれくらいの人がこのメールを自ら消化されて、自分のこととして置き換えて、かつ実践されるでしょうかね。

親技では、「黒星」を恐れない。ただ子供たちにつく「黒星」は意味のあるもの、価値があるものにしたいだけ。仮に入試やなんかで「黒星」がついたとしても、その「黒星」が先につながる「黒星」になってほしいだけ。

だから、親は子供のことに対して、「たかが入試」についても、考えに考え抜く。その先で、過去についた「黒星」をオセロみたいに「白星」にひっくり返していく。


「ああ、あの黒星があったから今の自分がいる」

「あの黒星のお蔭で自分は目が覚めた」

そのために親は日々考えて行動するんですよね。

問題は「黒星」が角を取られたオセロみたいに、いつまでもひっくり返せないで、なんの解釈もされないで、その先の長く続く道のりでずっと言い訳にされること。
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やっぱり今年も皆さんにはチャン・イーモウ監督の言葉を贈りたい。

花のように笑え!

ただ笑うんじゃない!「花のように」笑うんだ!

ボクも、ガンバリマス!(^^)!

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うれしい報告
いよいよ開講!2017親カツ講座「夏までコース」
親カツ講座(夏まで
コース)

1月 初回号「受験1年前に確認すること」
2/20 3月号「志望校をいかに決めるべきか?」
3/20 4月号「夏休み前までに何をすべきか?」
4/20 5月号「公開・実力テストの結果を合格につなげるためには?」
5/20 6月号「夏休みの準備として親がすべきこと」
6/20 7月号「後悔しない夏休みにするために親がすべきこと」

春休みの頃に「夏休み前までに何をすべきか?」を考え、5月の終わりには「夏休みの準備として親がすべきこと」を考える。

じゃあ、なんでそんなに早く考えるか?

お子さんの受験校は「夏休み前にほぼ決まる」からです。

覚えておいてください、7月に子供が獲ってきた偏差値や点数や順位が半年後の子供の受験校になる!ってね。

受験生の夏休みが勝負だって思っている人はだいたい周回遅れに、秋から一発逆転と思っている人は轟沈確定になります。

7月までが勝負なんだから、受験生は。信じるか信じないかはあなた次第です。

★親カツ生からの感想・報告

「ノリ勉・英語」を終わっての感想

中学1年 まつりかさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?

苦手で面倒がっていた英単語、英文の暗記が、集中すれば短時間でできることがわかったこと。その結果、覚えることに自信がついたと思います。

子どももこれからこの方法で覚えると言っていました。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?

・「10の鉄則」の鉄則8と9の具体的なやり方がわかったこと。受検の時から自分なりにトライしていましたが、正しくやってなかったのだとわかりました。

・英語の勉強方法がわかったこと。

これまで試験や問題集でできなかった問題をできるようになるまで繰り返す方法を取ってきましたが、成果が上がらず、どうしてだろう、何か間違っているのではないかと思っていました。

もっと英語の基本をやり直した方がいいとは感じてはおり、子どもに教えたり、「頑張らない英文法」シリーズを読ませたりしましたが、今一つ成果を感じられませんでした(塾は断固拒否するので行っていません)。

今回ノリ勉をやってみて、「知識を広げる」勉強と「知識を深める」勉強が体系的に習得でき、もやもやしていた私の頭の中を整理することもできました。

そして、ストロング先生の「英単語がわからずに問題をやるなんて、拷問」という言葉にはっとしました。

私は英語が大好きで、大学受験の頃は別として、英語の授業で難しいと思ったことがなかったので、子供がどうして英語が苦手なのかわからなかったんです。

子どもの状態も気持ちも実はわかってなかったんですね。子どもが自信を持てるようにしていきたいと思います。

◆子どもと一緒に勉強するのは楽しかったですか?

大体は楽しかったです。雰囲気作りは大事だなあと思いました。

親がノリノリになっていると、やる気が出てくるように感じました。自分でも、どうにかしたい思いが強いためか、割合素直に取り組み、かつ成果も出たので余計に楽しく感じられたのだと思います。

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