こんにちは、ストロング宮迫です。
年の瀬ですなあ・・・ようやく尻に火が付いた受験生が「なにしたらいいの?」ってのたまう季節です。
ピリピリした感じがある一方で、今頃それかい!?って受験生もいて、まあ悲喜こもごもですが、最終コーナーのカーブを加速を落とさずに通過して、これから、いざ最後の直線勝負となります。
受験生よ!走るんじゃないよ。飛ぶんだよ~!ですな。
撃墜王の坂井三郎は言う「大した準備もしないで【なんとかなるわい】と、場当たり的主義で臨んだのでは勝てるわけがない」
その通りであります。
ただ受験生はやるしかないのであります。準備不足でもなんでも最後までやりきる。それでようやく次の道が見えてくるから。
受験生も大人も、死ぬまで「なにか」と闘わなくてはなりません。
「闘う」が違うなら、受験生も大人も、死ぬまで「なにか」と向き合わなくてはなりません。でもイイ。
相手がいる場合もあるけれど、己との闘う、己と向き合う場合もあります。
「やりたくはない、けど・・・」ここまではみんな同じ道をたどります。懊悩するんであります。問題はその後です。
「やりたくはない、けど・・・」そのあとの道は2つ。「やる」か「やらないか」。
親技的には「やらせられる」か「やらせられないか」。
ここが天国と地獄の分かれ道なんですな。
天国っていってもパラダイスじゃないよ。1つ上のステージに進めるだけ。
地獄っていっても閻魔大王は出てこない。同じ場所をもう1周走ることになるだけ。
違う景色を見える段階に進んで走るか、前と同じ景色を見ながらもう1周同じ場所を走るかの違い。そんなに特典の違いはないんだな。行ってみると、エライちがうんだけれど、見た目はみんな走ってるしさ、違わない。
どっちを幸せと思うかはあなた次第だし、どっちがおもしろいかは経験すれば、判断もつくだろう。
受験生は中学入試でも高校入試でも、みんな、おそらくこの分かれ道はだいだい生まれて初めての選択になる。
ただ「やる」を選択しても「やれない」場合だってあるし、「やらない」を選択しても運よく1つ上のステージに進めることだってあるから、人生おもしろい。
だからこそ、親の役割が重要にもなる。
みんな子供たちは「やりたくはない、けど・・・」で立ち止まって天国に行くか、地獄に行くか悩んでる。選択するように見せているけれど、「選択しない」場所で立ち止まってる。
だから、あなたのアドバイスが重要になる。あなたの経験がものを言う。親子の信頼関係がカギになる。
生まれて初めての選択なんだから子供たちは悩むよ(本当は悩むフリだけどね)。問題は解決はしなくてもイイ。共に悩もう。
「やりたくないよな」って気持ちはあなたもわかるはずだから、それも受け止めてやろう。
受験生なんだから勉強して当然!なんて、自分がそれほどできもしなかったことを子供に言わないようにしよう。
営業マンなんだから売り上げ目標は達成して当然!って言われたら、「わかるけど、事情があって・・・」って思うじゃない。
だから「わかるわ~、その気持ち!」そこがスタート。
そこから道は2つに分かれる。
やりたくないけど、「やる」か「やらないか」、「やらせられる」か「やらせられないか」。
腕の見せ所です。
スタート地点の「わかるわ~、その気持ち!」が「わからない人」は地獄行き決定です(^^)!
さて、受験生も闘っているけれど、大人だって、もっといえば「おじいさん」だって闘っているって話を少しだけ紹介します。興味がない人はスルーしてもらって結構。
紹介したいのは、いついつまでも戦う姿を見せてくれている「我らがマサ・斎藤」であります。
@misso2nd 負けねええええええええええ#マサ斎藤 pic.twitter.com/p0CeYgRYWm
— 天龍 (@kao_mos_misy1) 2016年11月18日
マサ斎藤さんは、レスリングの日本代表として1964年、東京オリンピックに出場、その後プロレスラーとなり、腕っぷし一本でアメリカに渡り、アメリカで長期に渡り最も成功した日本人レスラーといわれるまでになった人。
パンプアップされた筋肉を武器に耐える姿が好きだ。
最近ちょっと寝不足なのですが、耐えるマサさんの気迫を見て目を覚ましてます。#マサ斎藤 #気迫 #njpw pic.twitter.com/jsN7NxRIvD
— ダゼー・ファンク Jr. (@dazeyfunkJr) 2016年11月30日
レスラーとしては1999年に現役を引退したけれど、今でも夏になれば、ボクはマサ斎藤のTシャツを着る。
そのマサ斎藤が!御年74歳のサイトーが12月にリングに上がった。
パーキンソン病と闘うレジェンド・マサ斎藤 12月リング復帰!
東スポWeb
パーキンソン病と闘うプロレス界のレジェンド・マサ斎藤(74)が、大阪でリング復帰を果たすことが本紙の取材で明らかになった。元新日本プロレス取締役の上井文彦氏(62)がプロデュースするプロレス興行(12月2日、大阪・城東区民センター)に“メーンイベンター”として登場するというのだ。上井氏は「マサさんのための大会です」と言い切り
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上井氏からのオファーに斎藤は「16年もパーキンソン病を患っているので、いつどうなるかわからないが、当日は這ってでも大阪に行く」とキッパリ。現在はリハビリにさらに気合を入れて取り組んでいるそうだ。2020年東京五輪に何らかの形で関わることが目標の斎藤にとっては、この大会が大きな心の張りとなったのは言うまでもない。
その時の動画がこれだ!
8分ほどの動画だけれど、もう涙なしには見られなかった。マサ斎藤に馴染みがない方にはわからないでしょう。
でも、これがマサ斎藤だ!
人は誰もみな「やりたくはない、けど・・・」から「やりたい、けど・・・」に変化していく。老いや病でみんなそうなっていく。
でも、身体が思い通りに動かなくても、マサ斎藤はやっぱり観客を相手に存分に見せるプロレスラーだ。往年の動きをかすかにでも見せた。
本人が一番歯痒かろう。でも、できるところまで、いやそれ以上に身体を動かしたんだな。
それを引き出した海賊男もまたすばらしかったとボクは思います。
思うように体を動かせない受験生を、子供たちを、あなたが海賊男になって引き出して動かしてやってください。
「海賊男」には、厳しさとやさしさが必要です。大人であるあなたは、もうそれを持っているでしょ?
K子さん
先日はお忙しいなか貴重なアドバイスありがとうございました。
昨日不合格の通知が来ました。
編入試験数十名受験して合格者は一人多くて二人という状況でした。
本人の弁によると英語と理科はできたと思うが、算数が40分のうち50問解くような問題だったそうで、あせりまくって見直しもできない状態だったそうです。
ストロングさんの
> ちなみにこちらの例えば中学受験では小問に
> 5分以上はかけられません。
> つまり1問をつくのに5分以上かかるものは
> 後回しになるというわけです。
> 5分以内に解けるものから先にやる。やったら
> 残った時間で一番時間がかかりにくいものをやる。
> そうやって得点を積み上げているわけです。ここの部分が失敗してしまったようです。
過去問題も傾向と対策もありません。
ただ学年の能力テストとだけ知らされておりましたが、算数は一番力を入れてこの数年毎日がんばってきたのに一番足をひっぱったような状況でした。
ストロングさんがいつもおっしゃるようにこれからまたスタートです。
次の学校の編入試験に向けてまた歩きだします。
本当に貴重なお時間をいただき、暖かいアドバイスありがとうございました。
試験にチャレンジすれば結果が出る。
悪いほうの目が出れば、辛いものです。あれこれと後悔もあるかもしれません。
でも、K子さんがおっしゃるように、そこから課題を見つけて、やっていくことしか次の壁をクリアする道はなし。
受験生もこの時期、あれこれと悔いが出てきたり、迷いが出る時期ですが、悔いても時間は戻りません。
ただただ目の前のことをやり抜くだけ。
一昨日の課題を今日クリアする。昨日できなかった点を今日改善する。
今日1つ積み上げられなければ、悔いはただかっこうだけの「悔い」になりますから。
あなたは今日1点多く取れる勉強をしましたか?